試合レポート

市立千葉vs若松

2019.08.24

切れ目のない市立千葉打線!若松を圧倒し県大会進出!

市立千葉vs若松 | 高校野球ドットコム

【熱戦の模様をギャラリーでチェック!】

 25日の第二試合に行われた、市立千葉若松市立千葉の堅実な野球が随所に見られ、隙のない試合展開であった。

 初回に幸先よく先制した市立船橋は5回まで毎回得点を挙げ、11得点で若松を大きく突き放した。

 3回表、若松は先発の高橋に代え、背番号1右のアンダーハンド・田中をマウンドに送る。田中も市立千葉打線に掴まったが、緩急で空振りを取るシーンが随所に見受けられ、今後に期待ができる投手であった。

 11対2と大差で迎えた終盤戦。このままいけばコールドゲームが成立する7回の市立船橋の攻撃。円陣では監督から、「次(次戦)に繋げる攻撃にしろ」と檄が飛んだ。1番から始まる打線は先頭の持田は内野安打で出塁すると、2番・大塚の初球で盗塁し、バント成功。一死三塁と簡単に好機を作ると、3番・田郷岡が中前タイムリーを放った。大量リードで迎えた試合終盤でも理想的な形で得点した7回の攻撃は、市立千葉の強さを象徴する場面であった。

 6回から登板したエース市来は、7回二死満塁の場面、三振で試合を終わらせ県大会進出を決めた。

 県大会は厳しい戦いが増えるが、1番から9番まで点が取れる今の市立千葉打線は魅力であり、期待したい。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.28

春の福岡地区を制した沖学園(福岡)、勝利のカギは異例の「決勝直前沖縄合宿」だった

2024.05.28

【大分】佐伯鶴城は4戦3勝、杵築は4戦で1勝<強化試合>

2024.05.28

【鹿児島NHK選抜大会】錦江湾が1点差勝利!出水工の追い上げ、あと1点及ばず

2024.05.28

【鹿児島NHK選抜大会】川内商工が2試合連続逆転サヨナラ勝ち!雨のため2試合が継続試合

2024.05.28

交流戦開幕、初戦の注目は髙橋宏斗vs.今井達也の初対決!

2024.05.25

【熊本】九州学院、熊本工が決勝へ<NHK旗>

2024.05.25

【関東】白鷗大足利が初、逆転サヨナラの常総学院は15年ぶり決勝<春季地区大会>

2024.05.25

首都2部優勝の武蔵大の新入生に浦和学院の大型左腕、左の強打者、昌平の主軸打者など埼玉の強豪校の逸材が入部!

2024.05.25

【岩手】盛岡大附がサヨナラ、花巻東がコールドで決勝進出、東北大会出場へ<春季大会>

2024.05.26

【近畿大会注目チーム紹介】実力派監督就任で進化した奈良の名門・天理。超高校級の逸材3人を擁し、緻密な攻守で全国クラスのチームに!

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.29

【岩手】盛岡中央、釜石、水沢が初戦を突破<春季地区予選>

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商