市立千葉vs若松
切れ目のない市立千葉打線!若松を圧倒し県大会進出!
25日の第二試合に行われた、市立千葉対若松。市立千葉の堅実な野球が随所に見られ、隙のない試合展開であった。
初回に幸先よく先制した市立船橋は5回まで毎回得点を挙げ、11得点で若松を大きく突き放した。
3回表、若松は先発の高橋に代え、背番号1右のアンダーハンド・田中をマウンドに送る。田中も市立千葉打線に掴まったが、緩急で空振りを取るシーンが随所に見受けられ、今後に期待ができる投手であった。
11対2と大差で迎えた終盤戦。このままいけばコールドゲームが成立する7回の市立船橋の攻撃。円陣では監督から、「次(次戦)に繋げる攻撃にしろ」と檄が飛んだ。1番から始まる打線は先頭の持田は内野安打で出塁すると、2番・大塚の初球で盗塁し、バント成功。一死三塁と簡単に好機を作ると、3番・田郷岡が中前タイムリーを放った。大量リードで迎えた試合終盤でも理想的な形で得点した7回の攻撃は、市立千葉の強さを象徴する場面であった。
6回から登板したエース市来は、7回二死満塁の場面、三振で試合を終わらせ県大会進出を決めた。
県大会は厳しい戦いが増えるが、1番から9番まで点が取れる今の市立千葉打線は魅力であり、期待したい。