志布志vs甲南
死闘2時間55分!志布志が劇的サヨナラ勝ち
終盤点の取り合いとなり、2点差を追いかける鹿児島甲南は9回、一死から5番・柳元 希将(3年)がライトオーバー三塁打を放つ。途中出場の6番・小峯 凌河(2年)がレフト前タイムリーを放ち、こちらも途中出場の7番・門松 大介(3年)が右中間三塁打を放って、土壇場で同点に追いついた。
試合は延長戦となり、11回表、鹿児島甲南は二死からまたも6番・小峯がレフト前ヒットで出塁し、盗塁を決めると、7番・門松がレフト前タイムリーを放って、ついに勝ち越しに成功した。
これで一気に流れは鹿児島甲南に傾いたかと思われたが、その裏、志布志も粘る。先頭の6番・田中 崚太郎(3年)がレフトオーバー二塁打で出塁し、8番・野﨑 拳奨(3年)のセンター前タイムリーで再び振り出しに戻した。
送りバントとヒットで二死一、三塁とすると、2番・篠原 燎輝(3年)のタイムリー内野安打で2時間55分の死闘にケリをつけた。
11回まで1人で投げたエース遠矢 隼平(3年)の力投が報われた。
(文=政 純一郎)
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