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ペナントレース序盤戦、12球団リードオフマン事情! 1番打者の分析で各球団の戦略が見える!?

2024.05.17


周東 佑京(ソフトバンク)、近本 光司(阪神)

16日に行われた阪神-中日戦で、阪神の5年目、井上 広大外野手(履正社出身)が今季2試合目となる1番・右翼でスタメン出場した。1回の第1打席で四球を選んでチャンスメーク。この回2得点を導いた。1番の貢献度が高ければ、チームは勢いがつく。

プロ野球は開幕して約1カ月半が過ぎ、12球団は40試合近く消化してきている。各球団の1番打者は、ここまでどれほどの成績を収めているのか。

15日まで、各球団で1番打者としてスタメン出場した試合が一番多い打者を1人挙げ、その成績を調べてみた。(カッコ内の数字はチーム試合数)

オリックス・福田 周平外野手(広陵出身)
24試合(37)
打率.322 29安打 13四死球 出塁率.408

ロッテ・岡 大海外野手(倉敷商出身)
20試合(37)
打率.247 18安打 11四死球 出塁率.341

ソフトバンク・周東 佑京内野手(東農大二出身)
26試合(36)
打率.291 32安打 12四死球 出塁率.358

楽天・小郷 裕哉外野手(関西出身)
26試合(37)
打率.282 31安打 11四死球 出塁率.344

西武・金子 侑司外野手(立命館宇治出身)
26試合(37)
打率.235 24安打 10四死球 出塁率.304

日本ハム・郡司 裕也捕手(仙台育英出身)
15試合(36)
打率.266 17安打 5四死球 出塁率.314

阪神・近本 光司外野手(出身)
34試合(38)
打率.287 39安打 19四死球 出塁率.372

広島・秋山 翔吾外野手(横浜創学館出身)
18試合(34)
打率.311 23安打 4四死球 出塁率.346

DeNA・度会 隆輝外野手(横浜出身)
24試合(37)
打率.192 19安打 9四死球 出塁率.259

巨人・丸 佳浩外野手(千葉経済大附出身)
14試合(40)
打率.275 14安打 11四死球 出塁率.387

ヤクルト・塩見 泰隆外野手(武相出身)
22試合(37)
打率.238 20安打 10四死球 出塁率.316

中日・三好 大倫外野手(三本松出身)
16試合(38)
打率.250 15安打 5四死球 出塁率.308

1番として出場した試合数が多いのは阪神・近本の34試合。チーム試合数の割合でも8割を超えているのは近本だけだった。

1番打者としての打率トップは、オリックス・福田の.322。次いで広島・秋山の.311で3割を超えているのはこの2人。安打数では阪神・近本の39安打がトップとなった。

出塁率ではオリックス・福田が1人、4割超えをマーク。阪神・近本が.372で続くが、四死球数では近本が19とダントツである。

1番打者としてはオリックス・福田、阪神・近本が安定して実績を残しているのが分かる。

ワーストでは、試合数では巨人・丸の14試合。巨人だけでなく、広島、中日、日本ハム、ロッテも比較的1番を固定して戦っていない。打率ワーストはDeNA・度会で1割台。出塁率でも度会の.259がワーストで、5月に入ってからは1試合しか1番でスタメン出場していない。

ヤクルトは、塩見が左ひざの負傷で今シーズンの復帰は絶望。現在は丸山 和郁外野手(前橋育英出身)が務めている。

中軸打者の調子はもちろんだが、打線のなかでも1番打者がカギになることは多い。1番打者に着目して試合を観戦するのも、ポイントの1つになる。

<関連記事はこちら>
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この記事の執筆者: 浦田 由紀夫

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