戦国東都開幕！注目のルーキーが続々デビュー！ 中央大の”ミスターゼロ”は公式戦初登板初勝利！ 春夏連覇中の青山学院大は開幕戦から2人がスタメン出場！

昨年7人のドラフト1位を輩出した東都大学リーグが開幕した。”戦国東都”とよばれ、注目を集めるリーグには、昨年高校野球界を沸かせた選手たちが多数進学。注目されるルーキーたちは続々とデビューを果たし、大学野球界で新たな一歩を踏み出している。

１部リーグでは高校日本代表としてU-18W杯制覇に貢献し、中央大に進んだ東恩納 蒼投手（沖縄商学）が2回戦で公式戦初登板。3回途中からマウンドにあがるとそのまま投げ切り、初勝利をあげた。昨年夏の沖縄県大会から甲子園の3回戦途中まで無失点に抑え、「ミスターゼロ」と呼ばれた実力者が大学野球界で早くも存在感を示している。

ほかにも投手では、140キロ中盤のストレートが魅力の子安 秀弥投手（東海大相模–中央大）が、1回戦で登板し、2回無失点に抑える上々デビュー。共に夏の甲子園で先発を経験し、日本大に進んだ中山 敬斗投手（明豊）、直江 新投手（九州学院）の2人も救援で初出場を果たした。

野手では、高校日本代表に選出された橋本 航河外野手（仙台育英–中央大）と緒方 漣内野手（横浜–國學院大）が2試合連続スタメン入り。両選手とも2回戦で初ヒットを記録するなど、早くも結果を残している。昨年の春秋リーグ戦連覇を達成した青山学院大は森澤 拓海内野手（履正社）と青山 達史外野手（智辯和歌山）が開幕戦のスタメンに名を連ね、計3人がベンチ入りを果たすなど、フレッシュな顔ぶれとなった。

また2部リーグでも、2年夏の甲子園で東北勢初優勝に貢献した仁田 陽翔投手（仙台育英-立正大）も2番手としてマウンドに立った。立正大では、3年時夏の甲子園に主将として出場した西村 元希内野手（明豊）が３番に入り、先制打を含む２安打２打点と躍動。対戦した東洋大も、高校日本代表の高中 一樹内野手（聖光学院）を始めとする3人のルーキーがスタメンに抜擢された。さらには、8回にはソフトバンクからドラフト1位指名を受けた前田 悠伍投手（大阪桐蔭）との2枚看板で注目された南 恒誠投手（大阪桐蔭）も1回無失点で抑える好投。戦国東都で続々と注目選手がデビューしている。

〈関連記事はこちら〉

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った？

【大学野球卒業生進路一覧】 2023年の大学野球を盛り上げた4年生たちの進路は？

【2024年度大学野球新体制一覧】注目大学の野球部主将・新体制はどうなったか？