試合レポート

【関西六大学野球】ドラフト候補・柴崎の一打をきっかけに大阪経済大が勝ち点獲得!二刀流ルーキーの横山が初登板

2024.04.09


柴崎聖人(大阪経済大)

<関西六大学野球春季リーグ戦:大阪経済大8-1神戸学院大>◇8日◇第1節3回戦◇南港中央野球場

序盤から打線がつながった大阪経済大が完勝。2勝1敗で勝ち点を獲得した。

打線に火を付けたのは6番右翼の柴崎 聖人(4年=岐阜第一)。走攻守の三拍子が揃った外野手で、昨年12月の侍ジャパン大学代表候補合宿にも選出されている。今秋のドラフト候補にも挙がっているが、前日の試合で3打数無安打だったこともあり、この日は3番から打順を下げていた。

「ヒットが出ていなかったので、打順が落ちても仕方がないと思っていた」という柴崎だが、この日は第1打席から実力を見せつける。2回裏一死から甘く入ったボールを振り抜くと、打球はセンターオーバー。あと一歩で本塁打というフェンス直撃の当たりの三塁打となった。

柴崎は続く7番・藤本 成翔(4年=高田商)の適時打で生還し、先制のホームを踏む。大阪経済大は3回裏にも5点を加えて、早々に試合の主導権を握った。

「昨日打ててなかったので、1本打てたことは素直に嬉しかったです」という柴崎だが、残りの3打席は全て凡退。「他の打席で内容が良くなかったので、そこで修正していけるようにしたいです」と気を引き締めた。

試合は先発の谷口 天誠(2年=福知山成美)、2番手の伊藤 大貴(3年=金光大阪)がそれぞれ好投して8回まで無失点。8点リードで迎えた9回表はリーグ戦初登板となる最速143キロ右腕の横山 颯眞(1年=明石商)がマウンドに上がった。

横山は明石商時代にエースとして昨夏の兵庫大会で準優勝。投手として注目されていたが、大学では二刀流に挑戦しており、1、2回戦は野手として試合に出場していた。

待望の初登板となったが、一死から連打を浴びて二、三塁とされると、8番・竹内 颯平(1年=報徳学園)の二塁ゴロの間に1点を失う。1回を投げて2安打1四球1失点という内容に「全然ダメでした。全体的に球が抜けていて、指にもあまりかかっていなかった」と反省しきりだった。

高校時代からプロ入りを希望していたが、「高校で(プロに)行けるレベルに達していなかった」と誘いを受けていた大阪経済大に進学。「ゆくゆくは投打で主軸になり得る選手だと思っている」と高代延博監督の期待値も高い。

同じ関西六大学リーグには高校時代から二刀流として名を馳せた大阪商業大の中山 優月(1年=智辯学園)がおり、「負けないように頑張っていきたいです」と対抗心を燃やす。

開幕節から二刀流で存在感を発揮した横山。これからの活躍が楽しみだ。

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この記事の執筆者: 馬場 遼

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