試合レポート

【春季鹿児島大会】鹿児島実が12得点快勝、連合チームは完全試合阻止から意地の1点

2024.03.27


【トーナメント表】春季鹿児島大会 結果一覧はこちら

<第154回九州高校野球大会鹿児島県予選:鹿児島実12-1吹上・串木野・薩摩中央・鶴翔連合>◇26日◇1回戦◇平和リース

鹿児島実は3回、3番・下原口 仁(3年)の中越え三塁打、4番・原田 颯馬(3年)の左越え二塁打、6番・高橋 裟輝亜(3年)の中越え二塁打と、3本の長打で3点を先制した。

6回は2死満塁から4番・下原口の左前適時打で2点を追加。7回には8番・室屋 友郎(2年)の犠飛で6点目を挙げた。

先発の背番号11右腕・長田 鉄生は5回までを投げて、15アウトのうち13個を三振で奪い、1人の走者も出さなかった。6回からリリーフした右腕・菅田 空来(3年)も、6回は三者凡退だった。

守備では粘りつつも、攻撃では6回まで手も足も出なかった連合チームだったが7回に奮起する。

先頭の1番・西元 日向主将(3年)が右前打、チーム初安打で出塁すると、バントで送って二塁まで進む。更に西元が三盗を決めてプレッシャーをかけると、力投を続けた3番・若松 宗磨(3年)の犠飛で、完全試合阻止と意地の1点を返した。

鹿児島実は9回に6安打を集中し、打者10人で6点をダメ押し。終わってみれば鹿児島実が大差をつけたが、9回まで粘って試合を継続し、1点を返した連合チームの粘りも見事だった。

【トーナメント表】春季鹿児島大会 結果一覧はこちら

この記事の執筆者: 政 純一郎

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.19

【東海】中京大中京がコールド勝ちで17年ぶり、菰野は激戦を制して23年ぶりの決勝進出<春季地区大会>

2024.05.20

【春季京都府大会】センバツ出場の京都国際が春連覇!あえてベンチ外だった2年生左腕が14奪三振公式戦初完投

2024.05.19

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在30地区が決定、青森では青森山田、八戸学院光星がシード獲得

2024.05.20

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在31地区が決定、宮城では古川学園、仙台南、岩手では盛岡大附、秋田では秋田商などがシードを獲得

2024.05.19

【宮崎】日章学園、富島、小林西などが初戦を突破<県選手権大会地区予選>

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.17

「野球部や高校部活動で、”民主主義”を実践するには?」――教育者・工藤勇一さん【『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.5】

2024.05.14

大阪体育大の新入生に兵庫大会8強の145キロ右腕、金光大阪の1番センター、近大附の4番打者など関西地区の主力が入部!

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.19

【東海】中京大中京がコールド勝ちで17年ぶり、菰野は激戦を制して23年ぶりの決勝進出<春季地区大会>

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?