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【センバツ2日目みどころ】投打の”No.1”が激突! 豊川主砲・モイセエフvs.阿南光のドクターK・吉岡!

2024.03.19


吉岡暖(阿南光)、モイセエフニキータ(豊川)

第96回選抜高校野球大会(センバツ)第2日の見どころを紹介する。

豊川(愛知)-阿南光(徳島)

大会No.1とも言われる投打の注目選手の「夢の対決」が実現する。豊川の3番・モイセエフ ニキータ内野手(3年)は昨年秋公式戦で打率.571を誇った。本塁打、打点部門でも、今大会出場選手のなかでトップの「三冠王」。ロシア人を両親に持つ強打者が聖地で暴れることができるのか。

その強打者に立ち向かうのは、最速146キロ右腕の不動のエース・吉岡 暖投手(3年)。こちらは昨年秋の公式戦で8試合中7試合に完投し、62.2回を投げて奪三振が66。大会No.1の奪三振数を誇る。カーブ、フォークに加え、カットボールも覚え、空振りが増えたことで三振が増加した。中学時代も日本一に輝いた実績もあり、初の聖地マウンドにも期待が高まる。

吉岡の剛球に対して、モイセエフの豪打がさく裂するのか。左打者のモイセエフの内角をどこまで攻めきれるかがポイントになりそう。

敦賀気比(福井)-明豊(大分)

2015年優勝の敦賀気比と、2021年準優勝の明豊の実力校同士の戦い。采配にも定評がある敦賀気比・東哲平監督と、明豊・川崎絢平監督の対決も見ものだ。

学法石川(福島)-健大高崎(群馬)

背番号2でマウンド経験がある大栄 利哉捕手(2年)の登板はあるか。昨年秋の公式戦打率.401を誇る健大高崎打線がどこまで本領を発揮するか。強打を誇るプロ注目、箱山 遥人捕手(3年)の打席も注目される。

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この記事の執筆者: 浦田 由紀夫

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