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大注目の本格派右腕・今朝丸裕喜(報徳学園)、初戦は愛工大名電も「相手は気にしていない。自分の投球をするだけ」

2024.03.14


今朝丸 裕喜(報徳学園)※写真は過去の取材より

第96回選抜高等学校野球大会の甲子園練習が13日に阪神甲子園球場でスタートした。

報徳学園間木 歩(3年)、今朝丸 裕喜(3年)ら投手陣がマウンドに上がり、その感触を確かめた。

中でも注目の投手が今朝丸だ。昨年のセンバツでも4試合に投げて準優勝に貢献。3月の練習試合では自己最速を151キロに更新しており、今大会で屈指の右腕として評価を高める可能性は高い。

1年ぶりに甲子園のマウンドに立った今朝丸は「去年、この舞台でやらせてもらって、また帰ってきたなというのはありました。練習でやっている通りには投げられたと思います」と甲子園練習を振り返った。

開幕を5日後に控え、「去年は緊張ばかりしていて、今年は楽しもうと決めているので、楽しみが一番かなと思います」と現在の心境を語ってくれた今朝丸。1回戦の相手は優勝経験もある愛工大名電に決まったが、「自分のピッチングをするということを決めているので、相手はあまり気にしていないかなと思います」と動じることはない。

昨秋の時点で72~3㎏だった体重は80㎏まで増え、球速のアベレージも140キロ台前半から145~6キロまで向上している。今春の甲子園では昨年より大幅に成長して姿を見せてくれそうだ。

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この記事の執筆者: 馬場 遼

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