侍ジャパンが完全試合リレーを達成!!大学生NO.1左腕・金丸が2回4奪三振の鮮烈デビュー!
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金丸夢斗、中村優斗、隅田知一郎
3月7日、「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ 2024日本 vs欧州代表」の第2戦が京セラドーム大阪で行われ、日本代表が2対0で勝利。6人の投手リレーで完全試合を達成した。
先発マウンドに上がったのは関西大の金丸 夢斗。初球に150キロを投じて球場を湧かせると、先頭打者をスプリットで空振り三振を奪う。続く2番打者もチェンジアップで空振り三振に打ち取ると、3番打者は三塁ゴロと快調な立ち上がりを見せた。
2回にも2三振を奪って三者凡退。球場のスピードガンでは自己最速まで2キロに迫る151キロを計測した。「真っ直ぐの球威もあり、チェンジアップもスプリットもいい感じに抜かすことができたのでよかったです」と自らの投球を振り返った。
3回からは愛知工業大の中村 優斗が登板。初球に155キロを投げると、一死から自己最速タイの157キロを計測した。武器とするスライダーで三振を奪う場面もあり、こちらも三者凡退。「侍ジャパンのマウンドということで、後ろで守っている方々がいつもテレビで見ている選手たちだったので思いっきり投げることができました」と初の代表マウンドを堪能した。
4回は昨季途中から支配下契約を勝ち取り、中継ぎとして36試合登板を果たした松山 晋也(中日)がマウンドへ。最速156キロのストレートとフォークのコンビネーションで2三振を奪う好投を見せた。
5回は昨季にルーキーながら8勝を挙げた渡辺 翔太(楽天)が4番手として登板。「パームボールが高めに浮いてしまっていたのでカットボールで補いましたが、3人で終えることができてよかったです」とこちらも2三振を奪った。
6回からは隅田 知一郎(西武)に継投。「持ち味をしっかり出して三振を取れたのでよかったです」とチェンジアップが冴え渡り、三者連続三振を奪った。
7回には無死から安打性の打球を打たれたが、「先頭打者を絶対に出したくなかったので思い切り前に突っ込みました」と中堅手の西川 史礁(青山学院大)がダイビングキャッチでアウトにする。その後も隅田は空振り三振と遊撃ゴロに打ち取り、完全試合を継続した。
8回からは種市 篤暉(ロッテ)が登板。内野ゴロ3つと打たせて取る投球でこの回も三者凡退に抑えた。
9回も続投した種市は先頭打者にライト線へ痛烈なライナーを打たれるが、判定はファウル。追い込んでからフォークで空振り三振を奪うと、そこから三者連続三振に打ち取り、完全試合を果たした。
アウトの内訳は三振15、内野ゴロ8、内野フライ1、外野フライ3。世界に日本投手陣のレベルの高さを見せつけた。
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