森下翔太(阪神)がスピード強化中! 阪神初の「トリプルスリー」達成へ!
![](https://d3gsx8ol6pujbh.cloudfront.net/2024/02/06111310/%E6%A3%AE%E4%B8%8B%E7%BF%94%E5%A4%AA.webp)
阪神2年目の森下 翔太外野手(東海大相模出身)が、今キャンプで大幅なバージョンアップを狙っている。阪神OBの赤星憲広・臨時コーチから、盗塁の技の伝授を受けた。「走れる選手」に向けての成長に期待がかかる。
ルーキーだった昨年のオープン戦では盗塁をマークするなど、「足がある」ところはすでにアピール済み。岡田監督もその俊足は武器になると評価している。もちろん、赤星臨時コーチからも、走れる選手になれると太鼓判をもらっている。周囲の期待同様、本人も「その気」になっているようだ。
森下はルーキーイヤーだった昨シーズン、盗塁はわずか1だった。「2ケタはマークしたい」と本人が口にするように、今季は大幅アップが期待できる。足を生かせる選手となれば、当然、期待するのが「トリプルスリー」への挑戦だ。
昨年、森下は打率が.237、本塁打10だったが、シーズン後半戦で打率を上げ、本塁打はすべて7月以降だった。「3割、30本、30盗塁」をマークすることは決して夢ではない。
これまでセ・リーグでは4人(6度)がトリプルスリーを達成しているが、阪神では誰も達成していない。過去の達成者は以下の通り。
1950年 岩本義行(松竹).319 39本、34盗塁
1995年 野村謙二郎(広島).315 32本、30盗塁
2000年 金本知憲(広島).315 30本、30盗塁
2015年 山田 哲人(ヤクルト).329 38本、34盗塁
2016年 山田 哲人(ヤクルト).304 38本、30盗塁
2018年 山田 哲人(ヤクルト).315 34本、33盗塁
近い将来に森下が阪神初のトリプルスリー達成という歴史的な快挙を見せてくれるかもしれない。今年はその「試金石」になる。
【関連記事】
【阪神ドラ1】打撃改革に成功!中央大スラッガー・森下がドラ1クラスに評価を上げるまで【前編】
【阪神ドラ1】ラストイヤーで本塁打量産につなげた大学生屈指のスラッガー・森下翔太の打撃フォーム変更の意図とは?【後編】