堀田賢慎(巨人)がいよいよ覚醒!? 台湾冬季リーグで防御率1.40の快投! 最速157キロもマーク!
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堀田賢慎
11月25日から12月17日にかけて行われたアジアウインターリーグ(台湾開催)。日本からNPB(日本野球機構)選抜2チーム、JABA(日本野球連盟)選抜の計3チームが参戦した。その中で活躍を見せた有望選手たちを紹介したい。今回は巨人の堀田 賢慎投手(青森山田)だ。
青森山田時代は最速151キロ右腕として注目され、2019年のドラフトで1位指名。しかし入団直後に右肘手術もあり、育成降格。支配下登録になったのは入団3年目の2022年だった。3年目は8試合に登板し、2勝3敗、防御率6.29、4年目の今年は3試合、防御率8.10に終わっていた。今年のドラフトでは同い年の1位の西舘 勇陽投手(花巻東-中央大)も入り、結果を残さなければならない立場になった。
その危機感は台湾での投球からも感じられた。登板4試合中、3試合に登板し、19.1回を投げ、自責点3、防御率1.40と好成績。自慢の速球もこのウインターリーグで最速157キロをマーク。キャッチャーミットを突き刺すような素晴らしい直球だった。
順調に力を発揮すれば、巨人でも屈指の速球投手。来春のキャンプからアピールに成功し、開幕一軍を勝ち取ることができるか注目だ。