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楽天 今オフは「厳冬更改」 、2000万円以上年俸アップは3人だけ

2023.12.17


小深田 大翔

楽天の鈴木 大地内野手(桐蔭学園出身)が16日、来季の契約交渉に臨み、6000万円の大幅ダウンとなる1億4000万円(金額は推定)でサインした。4年契約の最後のシーズンだった今季は、打率.244、27打点と、思うような成績を残せなかった。来季は1年での単年契約を結び、這い上がる気持ちで臨むことになりそうだ。

チームも2年連続の4位に終わり、今オフの契約更改も少々寂しいものになっている。16日現在で契約を更改した選手のうち、金額的な大幅アップは小深田 大翔内野手(神戸国際大附出身)が最高で、3500万円アップの8500万円。2000万円以上のアップは、鈴木 翔天投手(向上出身)の2150万円アップの3200万円と、小郷 裕哉外野手(関西高出身)の2250万円アップの3100万円の2人。若手の台頭は目立ったものの、ベテランも含めたチーム全体の成績には結びつかなかった。

元ヤンキースの田中 将大投手(駒大苫小牧出身)の契約交渉も注目されている。昨オフ、9億円から大幅ダウンの4億7500万円となっていたが、球団は今オフに減額制限を超える年俸を提示しているといわれている。2年連続で2億円を超える金額のダウンとなりそうで、交渉は越年が確実の状況だ。今季は7勝11敗で、防御率はNPBでワーストの4.91。2年連続で2ケタ敗戦の屈辱を味わい、楽天復帰後3年は20勝32敗と大きく負け越している。日米通算200勝まであと3勝。来季の復活が待たれる。

来季は今江敏晃新監督のもとスタートする。来年オフは「バラ色」の契約更改となるよう、チームが一丸となって突き進むことが求められる。

この記事の執筆者: 田中 裕毅

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