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「大学準硬式の甲子園」開催! ドラフト指名漏れの逸材を筆頭に剛腕集結! 140キロ超の4年生カルテットに注目<大会出場選手紹介・東日本選抜編>

2023.11.07


11月14日、甲子園球場で「全日本大学準硬式野球東西対抗日本一決定戦甲子園大会」が開催される。この「甲子園」大会に出場する「東日本選抜」のメンバーが選出された。チームの特徴は、140キロ超の4年生カルテットを軸とした圧倒的投手力だ。
この秋のドラフト会議にもプロ志望届を提出した最速147キロ右腕・道﨑亮太投手(東邦-中京大)が筆頭格。東邦時代は、石川昂弥内野手(現中日)らとともにセンバツ優勝を経験した名実ともに大学準硬式トップの逸材だ。石井竜弥投手(浦和学院-中央大)も最速143キロしており、浦和学院時代には甲子園のマウンドに上がっている。さらに山崎陽平投手(横浜隼人-帝京大)も最速145キロをマークする速球派投手だ。

そんな3人の球速を超えるのが日比谷元樹投手(慶應義塾-慶應義塾大)。高校時代は控え投手だったが、トレーニングを通じて現在は最速149キロをマークする剛腕。全国トップクラスのポテンシャルの持ち主だ。このほかにも国士舘時代に甲子園を経験した法政大・澤野智哉捕手など、野手にも実力者が揃っている東日本選抜。2022年は雨天中止となった「悲願の甲子園」で是非大暴れしてほしい。
<選手の選考基準>
・学業の基準について、「成績不良」で活動停止になっていないこと。
・選手のスポーツ基準について、以下の項目のいずれかに該当する者が好ましい。ただしこの限りではない
リーグ戦等のベストナインまたは次点者、それに準ずる者(以下参考基準参照)
投手:オーバースローの場合は 140km 以上、サイドスローは 135km 以上、アンダースローは130km 以上である者(左投手は右投手の基準から 5km 減とする)
捕手:二塁送球する場合、捕球から二塁到達まで 2 秒以内で送球できる者
野手:スイングスピードが 130km 以上である者
走塁:二塁盗塁がスタートからベース到達までに 3.50 秒以内で走れる者
一塁駆け抜けが右打者の場合、4.3 秒以内 左打者の場合 4.2 秒以内で走れる者
その他:上記項目以外で特筆すべき技能を持つ者

<出場選手一覧>
【投手】
・道﨑亮太(ミチザキリョウタ):東邦-中京大・4年176cm/83kg★
・日比谷元樹(ヒビヤゲンキ):慶應義塾-慶應義塾大・4年180cm/79kg
・石井竜弥(イシイタツヤ):浦和学院-中央大4年170cm/66kg★
・山崎陽平(ヤマザキヨウヘイ):横浜隼人-帝京大・4年175cm/80kg
・藤中壮太(フジナカソウタ):鳴門-法政大・3年170cm/72kg★
・下平秀也(シモタイユウヤ):花巻東-国士舘大・3年173cm/74kg
・松下未来(マツシタミライ):県立岐阜商-名古屋商科大・3年176cm/73kg★
【捕手】
・澤野智哉(サワノトモヤ):国士舘-法政大・4年170cm/70kg★
・東海新(アズマカイシン):平塚学園-東海大・4年178cm/75kg
・清航太朗(セイコウタロウ):藤枝明誠-神奈川大・4年170cm/88kg
・佐内優斗(サナイマサト):大分雄城台-中京大・3年178cm/76kg

【内野手】
・吉野剛史(ヨシノコウジ):-立教大・4年168cm/63kg
・守田詞音(モリタシオン):札幌白石-北星学園大・4年170cm/65kg
・濱本淳平(ハマモトジュンペイ):大垣日大-愛知大・4年181cm/80kg ★
・金澤永輝(カナザワエイキ):花巻東-明治大・4年170cm/65kg ★
・菊地倫太朗(キクチリンタロウ):旭川実-北海学園大・3年168cm/72kg
・櫻井頌大(サクライショウダイ):青森北-青森大・2年175cm/67kg
・山本創也(ヤマモトソウヤ):桜美林-日本大・3年175cm/75kg
【外野手】
・中島健輔(ナカジマケンスケ):日大鶴ヶ丘-日本大・4年174cm/77 kg
・長澤康平(ナガサワコウヘイ):旭川実-札幌大・4年178cm/74kg
・森桃麻(モリトウマ):仙台二-山形大学医学部・3年167cm/69kg
・岩田涼(イワタリョウ):県立岐阜商-愛知大・3年177cm/75kg★
・松永賢三(マツナガケンゾウ):早稲田実業-早稲田大・3年177cm/81kg
・中村哉太(ナカムラカナタ):専大松戸-専修大・3年177cm/73kg
・柳沢友哉(ヤナギサワトモヤ):仙台商-東北学院大・2年183cm/70kg
※★は高校時代に甲子園経験したメンバー
「西日本選抜」のメンバーはコチラから

この記事の執筆者: 田中 裕毅

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