試合レポート

フル代表・井端監督が視察! 8人が猛アピールに成功!【大学日本代表候補紅白戦第2試合】

2023.12.03


〈侍ジャパン大学代表候補選手強化合宿:Aチーム3ー3Cチーム〉♢2日♢紅白戦♢坊っちゃんスタジアム)

来年7月上旬開催予定のハーレム・ベースボールウィーク(オランダ)に参加する「侍ジャパン大学代表」が、堀井 哲也(慶応義塾大監督)新監督の下で始動した。日本代表5度目の頂点を目指す侍ジャパンの大学代表候補選手強化合宿2日目は2日、愛媛県松山市の坊っちゃんスタジアムで、全44選手が参加し、紅白戦3試合をメインに行った。

紅白戦は変則ダブルヘッダーで6イニング制、1イニングの投球数が25球に達した時点で次イニングに進む変則形式で行われる。第2試合では、第1試合をBチームを2対0で下したAチームと、紅白戦初戦となるCチームが対戦。Aチームは亜細亜大右腕の齊藤 汰直投手(2年=武庫荘総合)、Cチームは2024年ドラフト注目の最速153キロ左腕、環太平洋大・徳山 一翔投手(3年=鳴門渦潮)が先発マウンドに上がった。

野手陣で最も躍動したのは、代表候補合宿初選出となった両チームの1番打者だった。Aチームでは、前日のスイングスピード測定でトップの数値をたたき出した創価大・立石 正広内野手(2年=高川学園)が、2打数2安打2打点と確かなコンタクト力を示せば、Cチームでは「思い切って振ることを意識していた」という、横浜国立大・藤澤 涼介外野手(3年=佐野日大)が、右中間二塁打を含む3打数2安打をマークした。

前日1日に、フリーバッティングで5本柵越えを放ったCチームの5番、青山学院大・佐々木 泰内野手(3年=県立岐阜商)も、初回2死二、三塁からの中前への2点適時打で、チームをけん引する意気を体現した。

一方の投手陣は、Aチームでは齊藤が2回2失点で最速144キロとやや乱れたものの、2番手の筑波大右腕・国本 航河投手(2年=名古屋)は、2回完全投球で、最速も154キロと、侍ジャパン合宿初招集とは思えない堂々とした投球を披露した。3番手の富士大左腕・佐藤 柳之介投手(3年=東陵)も、自らのバント処理ミスで1点こそ失ったが、最速148キロをマークして4奪三振と存在感を示した。

Cチーム投手陣では「ストレートを中心に投げた」という先発・徳山は1点こそ失ったものの、最速149キロの球速に加え、精度の高い変化球も随所に披露した。最速151キロを出した2番手、日本体育大・寺西 成騎投手(3年=星陵)と、最速147キロの3番手、日本大・市川 祐投手(3年=関東一)の両3年生も、1点ずつこそ失ったが、すでにリーグ屈指の右腕と称されているゲームメークの巧さが光った。

戦術面でもランエンドヒット、ドラッグバント、送りバントと、公式戦さながらの勝敗にこだわった部分も見えた。シビアな選手選考の中にあっても、大学球界のニューヒーロー誕生を予感させた。充実した95分間は、この日視察に訪れた侍ジャパントップチーム・井端 弘和監督の目にもしっかり焼き付けられたことだろう。

この記事の執筆者: 寺下 友徳

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