関東選抜が4連覇達成 九州選抜との延長10回タイブレークの大熱戦を制する<大学準硬式9ブロック大会>
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18日から岡山県で開幕していた第41回全日本大学9ブロック対抗準硬式野球大会。最終日の19日は、準決勝と決勝戦が行われ、全関東選抜が見事4連覇を達成した。
抽選の結果、準決勝は全関東選抜と全関西選抜が激突した。試合は6回終わって全関西選抜に2点のリードを許していた全関東選抜。だが7回に一挙7得点で逆転。7番・川端 彪玄内野手(慶應義塾大=4年)の適時打など集中打で試合をひっくり返して、決勝進出を果たした。
そして全九州選抜との決勝は9回終わって1対1で決着がつかず。大会ルールにより10回から延長タイブレークに突入すると、先攻の全関東選抜が10回に猛攻をみせる。3番・中島 健輔外野手(日本大=4年)の適時打。さらに相手バッテリーのミスなどで3点を追加して4対1とリード。この3点を、今大会主将を務めた山崎 陽平投手(帝京大=4年)が守り抜いて、歓喜の輪を作った。
試合後、山崎主将は「自分はこれで引退ですが、大学準硬式出身であることは変わりありません。ですので、いろいろな場所で大学準硬式の発展のために貢献出来たらと思います」と大学準硬式での4年間に感謝の思いを語った。
これで2023年の大学準硬式の全ての公式戦が終わった。今年は甲子園を使って史上初の全国大会を開催するなど、連盟創立75周年の節目にふさわしい1年となった。こうした1年をコツコツ紡いでいくことが、大学準硬式の発展に繋がるだろう。その担い手は、今回優勝した選手たちはもちろん、大学準硬式に関わる全ての学生たちだ。2024年も白熱した試合が繰り広げられることを楽しみにしたい。
なお今大会の準決勝、決勝は全日本大学準硬式野球連盟にアーカイブとして配信されている。
【19日】
・マスカットスタジアム
準決勝
全関東選抜10-5全関西選抜
※アーカイブはこちら
https://www.youtube.com/live/6MA4kcyseAI?si=IDqa6fyZ08RlB0-F
決勝戦
全関東選抜4-2全九州選抜
※アーカイブはこちら
https://www.youtube.com/live/9utG7U-3S5w?si=_K9eymHEB17zUfH6