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「ドラフト1位」9人に戦力外通告、嵐吹き荒れるプロ野球2023年ポストシーズン

2023.10.24


福田 秀平・高山 俊

プロ野球2023年シーズンはクライマックスシリーズが終わり、残すは日本シリーズのみとなった。日本一は阪神かオリックスか。関西シリーズで盛り上がる一方で、敗れた10球団はすでに来季へと向かっている。

戦力外通告を受けた選手の中には、かつては「ドラフト1位」として入団し、脚光を浴びた9選手が含まれている。 
【戦力外通告】
ソフトバンク・高橋 純平投手(県立岐阜商出身=15年1位)
ソフトバンク・佐藤 直樹外野手(報徳学園出身=19年1位)
楽天・炭谷 銀仁朗捕手(平安出身=05年西武高校生1位)
楽天・塩見 貴洋投手(帝京五出身=10年1位)
ロッテ・福田 秀平外野手(多摩大聖ヶ丘出身=06年ソフトバンク高校生1位)
西武・※斉藤 大将投手(桐蔭学園出身=17年1位)
広島・岡田 明丈投手(大阪商業大高出身=15年1位)
阪神・高山 俊外野手(日大三出身=15年1位)
DeNA・田中 健二朗投手(常葉大菊川出身=07年高校生1位)
(※は育成選手)

05年高校生1位の楽天・炭谷や、06年高校生1位のロッテ・福田などベテラン選手から、最近では4年前の19年1位だったソフトバンク・佐藤も戦力外となった。
西武・斉藤は左ひじを手術したことで育成契約となって再起を狙っていたが、支配下復活することができなかった。
ソフトバンク・高橋、広島・岡田、阪神・高山の3人は、ともに15年のドラフトで1位指名。ソフトバンク高橋はソフトバンク、中日、日本ハムの3球団、阪神・高山は阪神、ヤクルトの2球団が競合した末の結果だった。

戦力外通告を受けた「元ドラ1」戦士の行方が注目される。

この記事の執筆者: 田中 裕毅

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