News

ロッテの18年ドラフト組では、山口と小島が投打の柱に

2023.10.03


10月26日にドラフト会議が開催される。野球界では、「ドラフトの成否は5年、10年経たないと分からない」とよく言われる。今シーズンが5年目のシーズンとなる2018年ドラフト指名選手たちは、どのような状況なのだろうか。球団別で振り返ってみたい。

ロッテは2018年のドラフト会議で3球団競合となった藤原 恭大外野手(大阪桐蔭出身)の当たりくじを引き当て、交渉権を獲得した。その藤原は高卒ルーキーながら開幕戦で「1番・センター」としてスタメン出場。プロ初安打も記録した。しかし4月上旬に登録を抹消されてから1軍に再昇格することはなく、1年目は6試合の出場で打率.105にとどまった。

2年目は26試合、3年目は78試合、昨シーズンは49試合と出場機会は得ているものの、レギュラー獲得するには至っていない。5年目の今シーズンはすでにキャリアハイを更新する94試合に出場と結果を残しつつあるが、3球団競合のドラフト1位指名と考えれば物足りない。来シーズン以降はガッチリとレギュラーをつかみたいところ。

野手で結果を残しているのがドラフト4位の山口 航輝外野手(明桜出身)だ。山口は1軍初出場こそ3年目と藤原に遅れを取ったが、78試合の出場で9本塁打を放ちスラッガーとしての片鱗を見せた。昨シーズンは102試合の出場で16本塁打。今シーズンもここまで109試合の出場で、14本塁打を記録している。打率は2割4分を超えたことがなく確実性で課題はあるものの、本塁打を量産できるパワーは魅力的。将来的に20本塁打、30本塁打を放つことが期待されている。

投手ではドラフト3位の小島 和哉投手(浦和学院出身)が躍進している。小島は3年目に3完投(2完封)で、自身初の規定投球回到達と2ケタ勝利をマークしブレーク。その年から今年を含めて3年連続で規定投球回に到達し、先発ローテーションの柱となった。今シーズンもここまで8勝をマークしており、佐々木 朗希投手(大船渡出身)や石川 歩投手(滑川出身)が故障で離脱する中で奮闘している。

ドラフト2位の東妻 勇輔投手(智辯和歌山出身)は、中継ぎとして1年目から24試合に登板するなど、キャリアを積んでいたが、昨シーズンはわずか3試合の登板と低迷した。しかし、今シーズンは勝ちパターンの一角を担う試合も増え、34試合の登板でキャリアハイとなる11ホールドをマークしている。来年は確固たる勝ちパターンを狙うシーズンとなる。

<2018年ドラフト>

1位:藤原 恭大大阪桐蔭
2位:東妻 勇輔智辯和歌山ー日本体育大)
3位:小島 和哉浦和学院ー早稲田大)
4位:山口 航輝明桜
5位:中村 稔弥(清峰ー亜細亜大)
6位:古谷 拓郎習志野)※現在は育成契約
7位:松田 進(國學院久我山ー中央大ーホンダ)※すでに現役を引退
8位:土居 豪人松山聖陵
育1位:鎌田 光津希(徳島インディゴソックス)※すでに現役を引退

※数字は2023年10月1日終了時点

この記事の執筆者: 田中 裕毅

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.04.09

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.10

【沖縄】エナジックが初優勝<春季大会の結果>

2024.04.09

健大高崎に初優勝をもたらした「Wエース」と「Wエース」を許さなかった怪物江川と悲運の大橋 新連載・一志順夫コラム「白球交差点」vol.1

2024.04.09

慶大が全新入生を公開! 甲子園優勝メンバー14人、智辯和歌山・報徳学園からも有力選手獲得!

2024.04.09

高校日本代表・小倉全由監督が語る「世界大会連覇への秘策」! チーム構想、注目選手、木製バットの対応力は?

2024.04.09

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.05

早稲田大にU-18日本代表3名が加入! 仙台育英、日大三、山梨学院、早大学院の主力や元プロの子息も!

2024.04.05

U-18代表候補合宿に”新星”現れる!中学まで無名だった 高橋幸佑(北照)が圧巻のストレート「紅白戦は全部真っ直ぐで三振を狙います」

2024.04.06

甲子園のアイドルと騒がれた元・超高校級左腕がプロで味わった蹉跌「ピッチャーとしての課題は…すべてだった」、クラブチームで再出発を決めたワケ

2024.04.10

【沖縄】エナジックが初優勝<春季大会の結果>

2024.04.09

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.03.17

【東京】帝京はコールド発進 東亜学園も44得点の快勝<春季都大会1次予選>

2024.04.05

早稲田大にU-18日本代表3名が加入! 仙台育英、日大三、山梨学院、早大学院の主力や元プロの子息も!

2024.03.11

立教大が卒業生の進路を発表!智弁和歌山出身のエースは三菱重工Eastへ、明石商出身のスラッガーは証券マンに!

2024.04.02

【東京】日大三、堀越がコールド発進、駒大高はサヨナラ勝ち<春季都大会>