明日の最終戦まで未決着!パ・リーグ本塁打王&盗塁王は誰の手に!?
パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)進出争いが熾烈を極めてきた。7日、ロッテが敗れ、ソフトバンクと楽天は延長12回引き分けとなった。
ソフトバンクのCS進出だけが決まっただけで、最終順位は今季パ・リーグの最終戦となる10日まで持ち越しとなる異例な状況となっている。
チームの順位争いだけでない。個人タイトル争いも最終戦まで分からない状況にもなっている。それもこのCS争いを繰り広げている3チームの選手がタイトル獲得の可能性を残し、競い合っている。
本塁打争いと盗塁王争いがそれを象徴している。本塁打争いでは楽天の浅村 栄斗内野手(大阪桐蔭出身)とロッテ・ポランコが26本で並んでいる。それをソフトバンク・近藤 健介外野手(横浜高出身)が1本差を追う展開だ。
盗塁王争いでは、楽天・小深田 大翔内野手(神戸国際大附出身)が36盗塁でトップを走っていたが、1差で追いかけていたソフトバンクの周東 佑京内野手(東農大二出身)が7日の楽天戦で盗塁を決めて、小深田の前で追いついてみせた。その小深田は守備で右足を痛めたようで、最後の打席で四球で出塁したが代走を送られた。最終戦に影響を与えることになるのか。
9日、ソフトバンクは優勝を決めたオリックスと対戦。楽天とロッテの対決は10日に順延となった。チームの順位はもちろんのことだが、個々のタイトル争いも最後の最後まで目が離せない状況となった。