【U-18】「スモールベースボール」ながら、日本の打率、長打数は上位4ヵ国でトップ!
U-18W杯で初の世界一になった日本代表は、馬淵監督が掲げるスモールベースボールが結実したといえるが、チーム成績を見ると、打撃面でもトップクラスだったことが分かる。
日本は今大会、打率.303、1本塁打、9二塁打、6三塁打、44打点と、打撃の指標もかなり良く、長打数は上位4か国ではトップだった。
準優勝の台湾は打率.263、4本塁打、8二塁打、0三塁打、40打点。3位の韓国は打率.265、14二塁打、2三塁打、0本塁打、33打点。4位に終わったアメリカは打率.211、8二塁打、4三塁打、0本塁打、20打点だった。
やはり打てないと勝てない。日本は守れて、走れて、打てる選手を選んで大会に臨んでいた。甲子園大会後にチームを編成するため結果を残すのは難しいが、脚力があって、コンタクト力のある選手を揃えた戦略が大きく実ったといえる。守備力が高く、小技も仕掛けられる選手は短期決戦では強い。
しっかりと打撃面でも実力を出した結果、世界一が取れたことは見逃してはならない。