試合レポート

2回戦 樟南二 vs 神村学園

2023.08.29


神村学園は忙しさ、大歓迎<鹿児島秋季大会>

<第153回九州地区高校野球大会鹿児島県予選:神村学園11-1樟南二(6回コールド)>◇28日◇2回戦◇鴨池市民

8月21日に甲子園で準決勝を戦った神村学園は、わずか1週間で新チーム最初の県大会を迎えることになった。新チームとしての準備期間はほぼなく、慌ただしく迎えた県大会だったが、小田大介監督は「勝って忙しくなるのは、望んでいたことだったので」と限られた時間の中で新チームをいかに成長させるかに、むしろやり甲斐を見出している様子だった。

レギュラーで活躍した岩下 吏久(2年)、上川床 勇希(2年)、正林 輝大(2年)はベンチスタート。スタメンは今村 拓未木下 夢稀の2年生バッテリーをはじめとする甲子園ベンチメンバー6人に、「居残り組の練習で頑張っていたとコーチ陣が評価していた」川下 晃汰主将ら3人の2年生が名を連ねた。

2回、2死一、二塁で2番・木下の左越え二塁打を皮切りに、4連続適時打を浴びせるなど打線がつながり、序盤で主導権を握った。今村は3回、右腕の千原 和博、左腕の大城 奏二朗の1年生投手陣もマウンドに上がった。メンバー16人をつぎ込み、11対1、6回コールドで勝利した。

「結果を恐れず、思い切ってミスしてこい!と言って送り出した。最初の試合を11対1で勝てたのは良かった」と小田監督は振り返っていた。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.22

【愛知・全三河大会】三河地区の強豪・愛知産大三河が復活の兆し!豊川を下した安城も機動力は脅威

2024.05.23

春季関東大会でデビューしたスーパー1年生一覧!名将絶賛の専大松戸の強打者、侍ジャパンU-15代表右腕など14人がベンチ入り!

2024.05.22

【宮城】仙台育英は逆転勝ち、聖和学園が接戦を制して4強入り<春季県大会>

2024.05.22

【北信越】帝京長岡の右腕・茨木に注目!優勝候補は星稜、23日に抽選会

2024.05.22

【秋田】明桜と横手清陵がコールド勝ちで4強入り<春季大会>

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.05.17

「野球部や高校部活動で、”民主主義”を実践するには?」――教育者・工藤勇一さん【『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.5】

2024.05.20

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在31地区が決定、宮城では古川学園、仙台南、岩手では盛岡大附、秋田では秋田商などがシードを獲得

2024.05.19

【東海】中京大中京がコールド勝ちで17年ぶり、菰野は激戦を制して23年ぶりの決勝進出<春季地区大会>

2024.05.20

【春季京都府大会】センバツ出場の京都国際が春連覇!あえてベンチ外だった2年生左腕が14奪三振公式戦初完投

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.29

【岩手】盛岡中央、釜石、水沢が初戦を突破<春季地区予選>

2024.04.23

床反力を理解しよう【セルフコンディションニングお役立ち情報】

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?