【動画】河川敷グラウンドでの練習が生んだミラクル劇!共栄学園が初の甲子園
優勝した共栄学園
第105回全国高校野球選手権東東京大会は共栄学園が初優勝を収め、初の甲子園出場を決めた。1点ビハインドで迎えた9回表に7得点しての大逆転劇だった。
ミラクル劇を演じた共栄学園は、どんなグラウンドで練習しているのかご存知だろうか。
実は江戸川区の河川敷にあるグラウンドを借りて練習をしている。もちろん専用グラウンドではない。
もっとも大事にしているのは基礎練習だという。ケガをしないための体づくりやスキルアップを地道に取り組んできたことが、この夏に結実した。
東京都の高校は野球部の専用グラウンドを持つ学校がほとんどない。都大会出場を決めるブロック予選はグラウンドがある24会場で行われるが、200以上の加盟校もある東京都の中では約1割しかなく、ほとんどが校庭や河川敷のグラウンドなど制約がある中で行っている。
今回の共栄学園の優勝は、そういう学校の部員たちにも勇気を与える優勝だったともいえる。
河川敷グラウンドから起こしたミラクル。甲子園でも起こすことはできるのか。