山形中央の注目の「二刀流左腕」、同点弾&完投勝利で昨夏代表の鶴岡東にサヨナラ勝ち
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<第105回全国高校野球選手権山形大会:山形中央3ー2鶴岡東>◇17日◇準々決勝◇ヤマリョースタジアム
「2番投手」でスタメン出場、プロ注目の二刀流、山形中央の武田 陸玖投手(3年)が投打に躍動して、チームのサヨナラ勝ちを呼び込んだ。
1対2で迎えた8回に2死から左越えの同点弾をマーク。逆方向への技ありの1発に素質の高さが感じられる。
投げては先発9回を投げ、7安打7奪三振2失点(1自責)の今夏初の完投勝利を挙げ、4強入りを果たした。
武田陸は今大会、投打にわたって活躍中だ。打撃では3試合14打数11安打7打点1本塁打、打率.786と打ちまくっている。3試合すべてで3安打以上をマークした。マウンドでも3試合15回16奪三振で自責点は2。防御率1.20と抜群の安定感を見せている。
目指す夏甲子園出場まであと2勝。投打でハイレベルの数字を示して、悲願達成を目指す。