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昌平、大苦戦!7回に逆転を許すも再逆転でベスト4

2023.07.25


<第105回全国高校野球選手権埼玉大会:昌平8ー7東農大三>◇25日◇準々決勝◇県営大宮

初回に1点を先制された昌平だが、2回以降小刻みに点を加えて逆転し、4対2で5回を折り返す。

6回、昌平は1点を加え、東農大三もその裏、本盗で1点を返した。5対3で迎えた7回に昌平の守備のミスが多く絡み、一気に4点を失って、5対7と逆転を許した。

しかし8回、昌平は7番・櫻井 ユウヤ内野手(1年)の適時打の後、満塁のチャンスを作り、押し出し死球と併殺崩れの間に1点を入れるなど、8対7と再び逆転に成功した。

昌平は7回途中から登板したエース左腕・渡邊 俊輔投手(3年)が好リリーフを見せ、激戦を制した。正捕手の齋藤 陽貴捕手(3年)は「とにかく苦しい試合でした」と振り返った。

土壇場でひっくり返す昌平の底力と執念が見えた一戦になった。

この記事の執筆者: 田中 裕毅

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