News

【動画】甲子園36回出場の超名門・報徳学園 NPB顔負けのチーム運営でレベルアップ図る

2022.12.20

 22年秋季近畿地区高校野球大会で準優勝に輝いた報徳学園(兵庫)は、これまで春夏合わせて36回の甲子園出場を果たす名門校としても知られている。注目の堀 柊那捕手(2年)を中心に、2023年も高校野球を盛り上げることが期待されている。

 実は、練習開始は16時半頃と決して早いわけではないが、グループ編成によるチーム運営が特徴となっている。

 NPBのキャンプのようなグループでメニューを組む。取材日は一部の選手はオフを与えるなど、全選手の効率のいい練習、選手間の競争の促進など、よりよい練習をするために指導者が創意工夫を凝らしていた。長い歴史と実績がある報徳学園のような学校であっても強くなるため、勝つために年々改善を積み重ねている。変わることができることが、強さを支えていると言ってもいいだろう。

 近畿大会で準優勝を飾ったものの、履正社(大阪)や智辯和歌山(和歌山)と比較すると「力負けを実感した」と、選手も指導者も口を揃える。一冬越えてスケールアップし、春以降も高校野球界を沸かせることに期待したい。

 報徳学園の特集は、高校野球ドットコムの公式Youtubeチャンネル内で配信されている。

(動画を見る)

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.18

【長崎】長崎西、島原中央などが初戦を突破<NHK杯地区予選>

2024.05.17

【春季関東大会注目野手一覧】超高校級のショートトリオ、健大高崎の強肩捕手など24人の逸材野手をピックアップ!

2024.05.17

【関東大会注目チーム紹介】13年ぶりの春季埼玉王者・花咲徳栄打線は超強力!ドラフト上位候補スラッガー・石塚を中心に県大会58得点!

2024.05.17

「野球部や高校部活動で、”民主主義”を実践するには?」――教育者・工藤勇一さん【『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.5】

2024.05.17

【関東大会注目チーム紹介】選抜ベスト4の中央学院は投打ともに役者揃い!夏につながる試合ができるか?

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商

2024.05.14

大阪体育大の新入生に兵庫大会8強の145キロ右腕、金光大阪の1番センター、近大附の4番打者など関西地区の主力が入部!

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.13

大阪桐蔭、山梨学院、慶應義塾…強豪校・名門校の昨年度卒業生はどの進路を歩んだのか?【卒業生進路一覧】

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?