花咲徳栄、東海大相模など すでに敗退となった東日本の主な強豪校
花咲徳栄・増田
2022年度の高校野球秋季大会が全国各地で行われている。来年のセンバツに向けた各県の争いが熱を帯びているが、各県で優勝候補の一角として期待されながら、無念にも敗退してしまったチームも多い。今回は東日本編として取り上げてみたい。
旭川大高
北海道旭川支部Bブロック代表決定戦：●1－2旭川明成
初戦から2試合連続コールド勝ちで決定戦に進んだが、旭川明成の前に延長10回の激戦の末に敗れた。1回に1点を先制したが4回に追いつかれて延長へ。10回に1点を奪われて涙した。来年度から学校名が変更される予定で現校名で戦うのは最後となってしまった。
八戸学院光星
青森県大会2回戦：●6－7弘前東
今夏甲子園出場の強豪校がまさかの初戦敗退となった。3点リードで迎えた8回に満塁策が裏目に出るなどまさかの5失点で逆転負けを喫した。
秋田商
秋田県大会3回戦：●0－5能代松陽
夏甲子園出場18回の名門が、今夏甲子園出場の能代松陽にわずか1安打しか打てずに完封負けを喫した。
花咲徳栄
埼玉県大会2回戦：●3－6滑川総合
県内有数のシード強豪校がまさかの初戦敗退。7回まで得点を奪えず4失点。終盤の追い上げも届かなかった。滑川総合のエース橋本 海里投手（2年）が緩急を使った投球で3失点の完投勝利を飾った。滑川総合にとっては今夏4回戦で敗れていた相手にリベンジを果たした形となった。
銚子商
千葉県大会1回戦：●4－5志学館
今春準優勝チームが県大会初戦で1点差の惜敗を喫した。予選の初戦で八千代松陰に敗れ敗者復活戦から勝ち上がった県大会の初戦だったが、あと一歩届かなかった。
桐光学園
神奈川県大会4回戦：●0－6東海大相模
今年春の優勝チームが、東海大相模の子安 秀弥投手（2年）の前に完封負けを喫した。7安打を放ちながら決定打を欠いた。
桐蔭学園
神奈川県大会4回戦：●5－6相洋（延長11回サヨナラ）
今春準優勝チームがサヨナラ負けした。終盤の激しい点の取り合いを演じ1点リードで9回裏を迎えたが、犠牲フライで同点とされて延長へもつれ込み、11回裏に力尽きた。前半の5回までにわずか2安打だったことが響いてしまった。
東海大相模
神奈川県大会準々決勝：●4－7慶應義塾
昨年秋の王者が打ち負けて敗退した。自慢の投手陣が慶應義塾打線に9安打7失点。加藤 右悟外野手（1年）には1発を含め4安打された。打線は主軸に3発が飛び出したが、この3アーチによる得点だけに終わってしまった。
高岡商
富山県大会準々決勝：●1－2新湊
今夏甲子園出場の強豪が投手戦の末に敗れた。初回に2失点すると、新湊の2投手の前に打線が沈黙。プロ注目の横江 壱吹投手（2年）のソロによる1点に抑えられ、2番手で登板した最速140キロ左腕の横江の力投も報われなかった。
