選抜ベスト4も登場 10日に登場する注目校
浦和学院・宮城誇南
全国の日程・結果一覧
・第104回大会 全国47都道府県地方大会の日程一覧
今週から続々と始まりだした夏の高校野球選選手権大会地方予選。今回は10日に試合のある強豪校をピックアップしていく。
8日から始まった埼玉大会では浦和学院が初戦に挑む。今春センバツではベスト4、関東大会では優勝と埼玉第1シードの浦和学院は初戦で浦和東と対戦。2年連続の出場へ向けていいスタートを切りたい。春準優勝の山村学園は深谷商と対戦する。春の大会ではケガの影響でリリーフに回った好左腕・佐藤実倫に注目だ。
9日から始まった群馬大会では桐生第一が吉井と対戦。今大会では第3シードとして出場する桐生第一は春の大会では準決勝で前橋育英に敗れたが、順調にいけば再び準決勝で前橋育英と対戦することになるため、春のリベンジのためにも大事な初戦となる。第4シードの高崎、太田、関東学園大附はそれぞれ伊勢崎清明、高崎工、沼田との初戦に挑む。
山梨では県内屈指の強豪校が同一球場に集まる。第1試合で登場するのは山梨学院。今春、昨秋と優勝の山梨学院は白根との一戦。今チームでは県内無敗の同校はこのまま県内無敗で甲子園するのだろうか。第2試合は東海大甲府が登場する。甲府南との大事な初戦に挑む。第3試合では駿台甲府が吉田と対戦。
西東京では日野と創価が1回戦で対戦。両校ともに実力のある学校だけに勝ったチームは勢いに乗っていけるだろう。桜美林や日大櫻丘といった甲子園出場経験のある学校も初戦を迎える。
東北に目を移すと、福島・聖光学院が船引との初戦に挑む。昨秋、今春、そして東北大会でも優勝し県内無敗の同校は勢いそのまま昨夏出場を逃したリベンジの夏に挑む。春準優勝の光南は会津農林との一戦。昨夏出場の日大東北は喜多方との初戦。今春ベスト4でシード権を獲得した学法石川と東日本大昌平がそれぞれは須磨川創英館、福島東と対戦する。
山形では甲子園出場経験のある強豪が登場。春準優勝の酒田南は新庄南・北村山・谷地・天童の連合チームと対戦。春ベスト4で第3シードの山形中央は山形市立商との初戦。昨秋準優勝の鶴岡東は上山明新館と初戦で対戦する。
奈良では、昨夏の選手権大会で準優勝した智辯学園が二階堂、青翔、榛生昇陽・宇陀、大淀・奈良南の連合チームと対戦。春は3回戦敗退に終わり今大会はノーシードから3年連続の甲子園出場を目指す。
岐阜では今春センバツに出場した大垣日大が登場。初戦で昨秋ベスト8の美濃加茂と対戦する。昨秋、今春と決勝で敗れただけに優勝して春夏連続の甲子園出場を目指す。
愛知では中京大中京が名経大市邨との初戦に挑む。昨秋、今春と悔しい思いをし、ノーシードから甲子園出場目指す同校に注目したい。
佐賀では昨秋県優勝の佐賀商が登場。佐賀東と初戦で対戦する。唐津商は鳥栖商と1回戦を戦う。
大分ではセンバツに出場した大分舞鶴が1回戦に勝利した佐伯豊南と対戦。春夏連続出場を目指し、大事な初戦を迎える。最速152キロの2年生右腕・松石信八を擁する藤蔭も10日に登場。第3シードとして臨む今夏は初戦で別府翔青と対戦する。
各地で本格的に始まりだした予選大会。10日の大事な初戦を勝ち勢いに乗ることに期待したい。