守備面で大絶賛の松川虎生は16年前の開幕スタメンの炭谷超えなるか
高校時代の松川 虎生(市立和歌山)
プロ野球は交流戦が終わり、17日からリーグ戦が再開される。
ロッテのルーキー捕手・松川虎生捕手(市立和歌山出身)の注目度が高い。
ディフェンス面の働きは申し分ない。評論家の評価も、ほぼ絶賛の声しかない。ただ打撃は高卒1年目ということもあってか、79打数12安打と苦労はしている。
松川は炭谷銀仁朗捕手(楽天)以来の高卒新人開幕スタメンマスクだった。その炭谷は、新人シーズンで54試合に出場し、138打数25安打、3本塁打14打点を記録。松川に求められる基準は炭谷超えだろうが、安打の内容では、高校通算43本塁打の片鱗は見せている。将来的には球界屈指の打撃型捕手として評価される可能性を持った逸材だけに、残りのシーズンでは打撃面の開花を期待したい。