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京大の194センチプロ注目右腕・水口創太が好リリーフ!元ソフトバンク近田新監督の初勝利呼び込む

2022.04.02

京大の194センチプロ注目右腕・水口創太が好リリーフ!元ソフトバンク近田新監督の初勝利呼び込む | 高校野球ドットコム
京大・水口創太

<関西学生野球春季リーグ:京都大4-2関西大>◇2日◇第1節1回戦◇わかさスタジアム京都

 今季から指揮を執る近田怜王監督(報徳学園ー福岡ソフトバンクーJR西日本)が率いる京都大が、昨秋覇者の関西大との開幕戦を制した。

 先発の水江日々生投手(3年=洛星)が7回1失点と最少失点で踏ん張り、8回からリリーフした194センチのプロ注目右腕・水口創太投手(4年=膳所)は、最速145キロの直球を主体に9回のミス絡みでの1失点で試合を締めた。

 試合後に水口からウイニングボールを受け取った近田監督は、「まさか水口からもらえるとは思ってなかった。そんなキャラではないので」と驚きながらも、「しっかりと2人が投げ切ってくれた。流れが良かった。嬉しいです」と公式戦初采配初勝利を喜んだ。

 報徳学園のエースとして2007年春夏、08年夏の甲子園に出場。福岡ソフトバンク、JR西日本でプレーし、現役引退後はJR西日本に勤務しながら縁があって京都大で指導を始めた。2020年9月から出向の形で助監督を務め、21年11月に青木孝守前監督(現・総監督)から、監督を受け継いだ。今季が監督として初のリーグ戦になる。

 「サインを出すのが難しい。バレていないかと怖かったです」と振り返ったが、4回に同点に追いつくスクイズを決め、直後には内野安打で勝ち越し。試合前から決めていたという水江から水口への継投も決まった。

 「初戦はすごく重要でしたが、優勝を目指すための一歩。浮かれることなく、一戦一戦を戦っていきたい」と抱負を語った。

 31歳の若き指揮官を中心に今季の京都大の戦いにも注目だ。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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