広陵が敦賀気比に完勝！エース森山2安打0失点でマウンド支配
森山 陽一朗
トーナメント表
・浦和学院、敦賀気比などが属するブロック
・大阪桐蔭、花巻東などが属するブロック
・ベスト8以上の組み合わせ
＜第94回選抜高校野球：広陵9－0敦賀気比＞◇20日◇1回戦◇甲子園
大会屈指の好カードとなった大会2日目第1試合。試合は序盤から広島広陵が優位に試合を進めた。まずは1回裏、一死一塁から3番・内海優太外野手（3年）がタイムリーツーベースを放つと、さらに二死三塁から5番・田上夏衣外野手（2年）がライトへタイムリースリーベース。2点を先制して試合の主導権を握った。
投げてはエース右腕・森山陽一朗投手（3年）が快投を見せる。140キロ前後の直球に縦に割れるスライダー、低めにしっかりと制球されるチェンジアップと、一球一球が非常に質が高く敦賀気比打線を圧倒。6回まで被安打は僅か1、チャンスらしいチャンスも作らせずにテンポよく試合を進めた。
森山の好投でさらに勢いづく広陵は、5回に2本のタイムリーなどで4点を追加すると、6回にも3番・内海のタイムリーでさらに1点追加。7対0とその差を大きく広げ、試合の主導権を完全に手にした。
広島広陵は8回途中からは背番号10の松林幸紀投手（3年）が登板し、8回、9回と無失点。最終的に試合は9対0で広陵が勝利し2回戦進出を決めた。
