News

クラーク記念国際 初の「春切符」佐々木監督は3元号で甲子園出場へ!

2022.01.29

クラーク記念国際 初の「春切符」佐々木監督は3元号で甲子園出場へ! | 高校野球ドットコム
センバツ初出場を決めたクラーク記念国際

 第94回選抜高校野球大会(3月18日開幕、[stadium]甲子園球場[/stadium])の出場校が発表され、北海道からはクラーク記念国際の初出場が決定した。前任の駒大岩見沢の監督時代に昭和、平成で甲子園出場経験のある佐々木 啓司監督が、令和を加えた3元号の甲子園出場を実現することになった。

 朝方に氷点下20度近くを記録した北海道・深川市に、初めてのセンバツ甲子園出場の知らせが届いたのは、午後3時14分だった。体調不良で欠席となった冒険家・三浦 雄一郎校長に代わって、岡田 聡副校長が受話器を取り、「喜んでお受けいたします」と出場を受諾。副校長はすぐに正面玄関前まで移動し、硬式野球部員に報告した。雪で真っ白になった中庭で、1、2年生部員の笑顔が弾けた。

 クラーク記念国際は、昨年10月の秋季北海道大会で、駒大苫小牧北海立命館慶祥東海大札幌旭川実と、全国的にも強豪として知られる5校を撃破して初優勝。北海道代表としての選出が確実視されていた。ともに球速140キロを超えるWエースの左腕・山中 麟翔(りんと)投手、右腕・辻田 旭輝(あさひ)投手(いずれも2年)が引っ張る堅い守りと、〝ここぞ〟というところで一気に畳み込む打線が武器だ。主将の白取 太郎外野手(2年)は「全国に自分たちの名前をとどろかせたい。全国大会での初勝利、そして日本一を目指して頑張りたい」と、高い目標を掲げた。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.05.21

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在33地区が決定、岩手では花巻東、秋田では横手清陵などがシードを獲得〈5月20日〉

2024.05.21

【関東】帝京が2発12得点のコールド勝ち、常総学院はセンバツV校に競り勝って4強入り<春季地区大会>

2024.05.21

【東海】中京大中京が20年ぶりに春の東海チャンピオンに輝く<春季地区大会>

2024.05.21

【春季関東大会】今春センバツVの健大高崎が敗退!Wエース石垣元気・佐藤龍月が登板も反撃及ばず1点差に泣く 常総学院は池田翔吾が3安打2打点の活躍でベスト4進出!

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.05.17

「野球部や高校部活動で、”民主主義”を実践するには?」――教育者・工藤勇一さん【『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.5】

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.19

【東海】中京大中京がコールド勝ちで17年ぶり、菰野は激戦を制して23年ぶりの決勝進出<春季地区大会>

2024.05.18

【秋田】明桜がサヨナラ、鹿角は逆転勝ちで8強進出、夏のシードを獲得<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.29

【岩手】盛岡中央、釜石、水沢が初戦を突破<春季地区予選>