【ソフトバンク】今宮が史上初の偉業挑む 17年目のベテランは350二塁打&1000打点に挑戦
ソフトバンク・松田宣浩
プロ野球界の2022年シーズンがスタートする。開幕は3月25日。2月1日のキャンプインから12球団が開幕に向けての準備期間に突入する。
今季の見どころとして、今シーズン中に達成されそうな記録がある。今季はどんな記録がかかっているのか。各球団ごとに投手と野手に分けて紹介していく。
今回はソフトバンクの野手。今季17年目を迎える大ベテランの松田 宣浩内野手(岐阜中京出身)には節目の記録がかかる。ここまで46人が達成してきた350二塁打にまで、あと19本としている。プロ3年目にはキャリアハイのシーズン33二塁打をマーク。年齢の衰えがあるとはいえ、二塁打はプロ2年目から15年連続で2ケタを放ってきた。出場機会を増やして今季中の達成を目指す。またこちらも過去46人が達成している1000打点まで、あと16打点と秒読み態勢。1500三振までは、あと5としている。
今季13年目の今宮 健太内野手(明豊出身)は100本塁打、350犠打の達成を目指す。100号までは24本と今季中の達成は厳しいかもしれないが、350犠打まではあと23。昨シーズンも23犠打を記録しており、達成の可能性は十分ある。ちなみに一発も小技も記録を積み重ねる「100本塁打&350犠打」達成となれば、NPB史上初。「100本塁打&300犠打」なら通算156本塁打、305犠打の元西武・伊東 勤捕手がいる。
その他、ソフトバンク野手の達成がかかる主な記録は以下の通り。
明石 健志内野手(山梨学院大付出身)
1000試合出場(あと14)
デスパイネ外野手
200本塁打(あと30)
柳田 悠岐外野手(広島商出身)
200盗塁(あと44)
1000三振(あと35)
<ソフトバンクで今季プロ入り後、10年目以上を迎える野手>
※2022年支配下登録で育成、MLB期間含む。カッコ内は出身高校。
19年目 明石 健志内野手(山梨学院大付)
17年目 松田 宣浩内野手(岐阜中京)
15年目 中村 晃外野手(帝京)
13年目 今宮 健太内野手(明豊)
12年目 甲斐 拓也捕手(楊志館)
牧原 大成内野手(熊本城北)
柳田 悠岐外野手(広島商)
中谷 将大外野手(福岡工大城東)
10年目 髙田 知季内野手(岡山理大附)
真砂勇介外野手(西城陽)