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巨人、ソフトバンク支えるベテランに注目 年男となった1986年生まれの甲子園未出場選手たち

2022.01.04

巨人、ソフトバンク支えるベテランに注目 年男となった1986年生まれの甲子園未出場選手たち | 高校野球ドットコム

DeNA時代の井納 翔一投手

 2022年で36歳、年男を迎える1986年生まれの選手たち。須田幸太投手(土浦湖北出身)のように引退する選手たちもいれば、田澤純一投手(横浜商大出身)が海外でプレーするなど、選手よって様々な道へ歩み始めている。

 今回は1986年生まれの中でも、高校時代に甲子園へ行くことのできなかったものの、NPBで現役選手として活躍しているプレーヤーを見ていきたい。

 セ・リーグでは、常勝軍団の巨人に在籍する井納 翔一投手(木更津総合出身)が年男のシーズンだ。木更津総合から上武大、NTT東日本と進んでからDeNAから3位指名でプロの世界へ飛び込んできた。

 1年目こそ苦しんだが、2年目に2桁勝利達成。そこから2017年まで20試合以上に先発として登板し続けた。2021年より巨人へ移籍し、今シーズンが2年目になる。先発投手陣を支える活躍に期待したい。

 パ・リーグでは、この世代唯一の野手であるソフトバンク・明石 健志内野手(山梨学院出身)が年男のシーズンだ。
 高校時代から走攻守の3拍子のバランスが良く注目されたスラッガーであったことがあり、甲子園には届かなかったもののドラフト4位で入団した。

 1年目から1軍デビューを果たすものの、レギュラー定着には苦戦を強いられ、プロ9年目の2012年で初めて100試合以上出場することになった。2022年で19年目となるが、ベテランとして世代交代が進むソフトバンクを支えていく活躍を見せられるか。

 そして2021年シーズンをもって西武から戦力外となっている榎田 大樹投手(小林西出身)も、年男になっている。現時点では去就が報じられていないが、2022年シーズンはどこでプレーするのか注目だ。

 ベテランの域に達した1986年生まれの選手たち。それぞれの場所で若手選手の手本となるようなプレー、多くのファンを沸かせる活躍を見せてくれることを期待したい。


<MLB>
ダルビッシュ有投手(東北高出身)◎

<巨人>
井納 翔一投手(木更津総合出身)

<ロッテ>
美馬 学投手(藤代出身)◎

<楽天>
涌井 秀章投手(横浜高出身)◎

<ソフトバンク>
明石 健志内野手(山梨学院出身)

<西武>
榎田 大樹投手(小林西出身)
※◎=甲子園出場経験者

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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