News

阪神梅野がFA権行使せず残留、又吉移籍あるか、巨人菅野の動向は?

2021.12.04

阪神梅野がFA権行使せず残留、又吉移籍あるか、巨人菅野の動向は? | 高校野球ドットコム
福岡大時代の梅野 隆太郎

 阪神の梅野隆太郎捕手(福岡工大城東出身)が国内FA権を行使せず、チームに残留することが3日、球団から発表された。11月29日からFA権行使の申請手続き期間がスタート。これまで中日の又吉 克樹投手(西原出身)が、申請手続きを行っていた。同じく今季、国内FA権を初めて取得した梅野の動向が注目されていたが、残留が決まった。

 福岡市出身の梅野は福岡工大城東で捕手を始め、福岡大で素質を開花させた。4年時には日米大学野球の日本代表主将も務めた。阪神ではキャッチング、スローイングを武器にレギュラーの地位を確保。今季は優勝に手が届くところまでいきながら2位に終わった。その悔しさも残留する理由になったようだ。阪神で優勝したい。その気持ちは強かった。さらに、残留が基本線だった楽天の田中将大投手(駒大苫小牧出身)も正式に来季の残留を発表した。

 今季国内FAの資格を得たのは23人、海外FA資格も今季新たに11人が手にした。多くは残留、引退、退団を表明しているが、未定の選手もいる。

<熟考中>
ヤクルト・中村悠平捕手(福井商出身)
巨人・菅野智之投手(東海大相模出身)
オリックス・後藤駿太外野手(前橋商出身)

<残留濃厚、もしくは残留を軸に熟考>
DeNA・山崎康晃投手(帝京出身)
ソフトバンク・千賀滉大投手(蒲郡出身)
日本ハム・金子弌大投手(長野商出身)

<ノンテンダー>(海外移籍を含めて全ての球団と交渉可能)
日本ハム・秋吉亮投手(都立足立新田出身)
日本ハム・大田泰示外野手(東海大相模出身)
日本ハム・西川遥輝外野手(智辯和歌山出身)

 広島・長野 久義外野手(筑陽学園出身)は不明で、ロッテと西武は全員が残留か引退となっている。

 FA申請期間は7日までと残り少なくなり、各選手の動向から目が離せない。FA選手の公示は8日、9日から交渉が可能となる。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.18

【秋田】明桜がサヨナラ、鹿角は逆転勝ちで8強進出、夏のシードを獲得<春季大会>

2024.05.18

【岩手】一関二、盛岡誠桜などが初戦を突破<春季大会>

2024.05.18

【関東】昌平・山根が2発5打点、東海大相模・4番金本が2ランなどで初戦を快勝、東海大菅生は山梨学院を完封<春季地区大会>

2024.05.18

【長崎】長崎西、島原中央などが初戦を突破<NHK杯地区予選>

2024.05.18

【春季関東大会】白鷗大足利・昆野が最速152キロを計測!前橋商の剛腕・清水はまさかの5失点…。チームもコールド負け!

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商

2024.05.17

「野球部や高校部活動で、”民主主義”を実践するには?」――教育者・工藤勇一さん【『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.5】

2024.05.14

大阪体育大の新入生に兵庫大会8強の145キロ右腕、金光大阪の1番センター、近大附の4番打者など関西地区の主力が入部!

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?