【動画】創立120年を来年迎える茨城の伝統校・水戸商 ハードすぎる練習、学校施設が凄かった
春夏合わせて14回の甲子園出場経験を持つ水戸商。明治35年に開校し、2022年には創立120年の節目を迎えることとなっている茨城が誇る伝統校である。プロ野球の世界には井川慶氏や大久保博元氏を輩出しているが、秋季大会では県大会の2回戦・竜ヶ崎一の前に敗れる悔しい結果に終わった。
悔しい敗戦から巻き返すべく今もなお練習に打ちこむ水戸商だが、その練習方法は目的意識が明確にされた密度の濃いメニューが組まれている。
ノックでは3秒に1球のペースで打球が飛び、ハイテンポで練習が進む。水戸商の伝統ともいえる練習だが、この中でいかに丁寧に正確なプレーができるか。全国レベルのスピード感を見据えた取り組みになっている。
そして打撃では、投手の生命線ともいえるアウトロー(外角低め)のボールをいかに捉えるか。そのための練習としてあらゆるメニュー、創意工夫が施され、選手たちは精力的にバットを振り込んでいた。
脈々と続く伝統を受け継ぎつつ、工夫を凝らした練習でさらなる成長を目指す水戸商。14年ぶりの甲子園を目指し、厳しい冬へ向かっていく。
そんな水戸商の練習模様はもちろん、学校内にあった施設や注目選手たちも高校野球ドットコムの公式チャンネル内でご紹介している。