【動画】20年沢村賞左腕の母校のグラウンドが山の中。さらにトレーニングがハードすぎた
20年の沢村賞・大野雄大(中日)の母校でも知られる京都外大西。2005年に夏の甲子園準優勝するなど、その後も、プロ注目投手、大学・社会人で活躍する選手を多く輩出するなど京都を代表する名門校として評判だ。
そんな京都外大西に訪問すると、驚きの光景が広がっていた。学校は右京区にあるが、野球部のグラウンドがある西山グラウンドは、西京区大枝沓掛(くつかけ)町に所在する。この場所がどこにあるのかというと、いわゆる山の中だ。
京都成章高校の近くにある山を車で登っていき、約10分弱かけて到着する。ちなみに選手たちは坂の下から登っていき、グラウンドまで走る。急勾配の坂になっているのでアップ代わりとなっている。
ちなみにグラウンドまでの道のりはあまり舗装しておらず、学校バスで上り下りする時は安全を考え、かなり減速して登っている。グラウンドまでの坂道を登り、左側を見ると京都市内の様子を一望できるスポットがあり、そこも見所である。
取材日ではトレーニングやノックが中心。京都外大西のメニューを見ると、アップ、ノックにしてもとにかく走る。単調な走りではなく、切り返しの動作など体の動作の切れを求めた動作が多い。外野手は特にきつく、アメリカンノックを行い、際どい打球に飛びつきながら、グラウンドを駆け巡っていた。
最後の練習では時間制限のサーキットトレーニングを行い、選手たちは元気よく行っている様子があった。
高校野球ドットコムでは動画チャンネルでその練習模様を徹底特集。秋3位で終わり、来夏、巻き返しへ向けてどんな課題に燃えているのだろうか。