【関東】山梨学院、木更津総合、浦和学院、明秀日立がセンバツ出場へ大きく前進!<2日の結果・トーナメント表>
勝利に抱き合う選手たち(木更津総合)
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来年のセンバツ出場につながる秋季関東地区大会は2日、準々決勝4試合が行われ、センバツ出場が確実となる4強が決まった。
山梨学院(山梨)は自慢の打線が9安打を放って、9対0の7回コールドで白鴎大足利(栃木)を破ってベスト4入り。開催がなかった20年以来となるセンバツ選考に大きく前進した。1回二死満塁から6番澁谷剛生(2年)が走者一掃の3点適時二塁打を放って3点を先制すると、2回から6回まで毎回得点をマーク。5四球もうまくからめて9得点を挙げた。投げても先発の榎谷礼央(2年)が7回無失点の好投だった。
木更津総合(千葉)が4対1で強豪の東海大相模(神奈川)を破って、16年以来のセンバツ出場をたぐり寄せるベスト4に進んだ。初回、内野ゴロの間に1点を先制後、二死二、三塁から6番芦川正真(1年)が2点適時二塁打を放って初回に3得点してリズムをつかんだ。その裏に1点を返されたが、5回には4番水野岳斗(1年)が適時二塁打を放ち、突き放した。投げてはエース右腕の越井 颯一郎(2年)が6安打1失点完投。完封した帝京三戦に続く2戦連続完投でチームをベスト4に導いた。
浦和学院(埼玉)はエース宮城誇南(2年)の完封劇で5対0で桐生第一(群馬)を下して、15年以来となるセンバツ出場が濃厚となった。宮城は向上戦は先発5回4失点だったが、この日は9回6安打無失点。118球のシャットアウトだった。打線は2回に1点を先制し、6回にはスクイズ、適時打などで4点を奪って突き放した。
16安打を放った明秀日立(茨城)が健大高崎(群馬)を11対4で制してベスト4入りし、18年以来となるセンバツ出場へ大きく前進した。2回に適時打、スクイズ、敵失で3点を先制した。4回も3得点して突き放し、9回にはダメ押しの4点を奪って健大高崎を振り切った。
準決勝は6日に予定されている。
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■大会日程・結果
第74回 秋季関東地区高等学校野球大会
■11月2日の試合