前原vs那覇西
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力の差を見せつけた前原
ランニングホームランを放ち本塁をかけ向ける前原・目取眞悠月
前チームから主力を張ってきた選手たちが多い前原が快勝。特に大暴れした3番・目取眞悠月の好調ぶりが目を引いた試合であった。
まずは1回裏、2球目を右中間へ持っていった目取眞悠月は、迷うことなく一気に三塁を蹴り、先制のランニング2点ホームラン。2回にはレフトオーバーのタイムリー二塁打を放つと、走者を二人置いた3回に左越え3ランホームラン。4回にもセンターへのタイムリー二塁打を放ち、4打数4安打12塁打の大暴れだった。ただし。正式部員が9名ギリギリだった那覇西(この日二人を他の部から借りてきて試合にのぞんだ)の野手陣が、2回までに4エラーを喫するなど実戦の打球に対応出来ていなかった故の記録であり、2打席目のレフトオーバーも興南や沖縄尚学なら取られている当たりだ。もちろん体を開かず引きつけて打てていたことと、柵越え本塁打は文句無し。真価が問われるとは三回戦、準々決勝と勝ち進んだときの成果であろう。
「新チーム以降、4試合やって全勝。」と東亮監督。この試合を含め5試合5戦無敗。KBC学園未来沖縄、コザと並ぶこのブロックの上位進出候補校の前原が、順当勝ちした。
(取材=當山 雅通)
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[page_break:試合シーン]前原・比嘉健登
那覇西・赤嶺勇太
前原・横田琉空