【大阪】3大会ぶり出場の大阪桐蔭、履正社戦わずして夏の甲子園は19年ぶり
西岡 剛(大阪桐蔭出身)
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8月1日、大阪桐蔭は興国に4対3で勝利し、3年ぶりの甲子園出場を決めた。大阪桐蔭が夏の甲子園を勝ち進むまで、必ず当たっていた宿敵がいる。それが履正社だ。18年は、大阪桐蔭は準決勝で履正社と対戦し、9回表、3対4で敗れていた展開から逆転に成功し、6対4で勝利。その勢いのまま甲子園で優勝したように、避けて通れない相手だった。
しかし今大会は履正社と対戦せず、甲子園出場を決めている。今年は決勝戦で対決する可能性があったものの、履正社は準決勝で敗れてしまったためだ。
中田 翔、平田 良介、浅村 栄斗、藤浪 晋太郎、森 友哉、根尾 昂といったスタープレイヤーは夏の大阪大会で必ず履正社を破って甲子園を決めている。履正社と対戦することなく、甲子園に出場した例となると、2002年の第84回大会まで遡ることになる。
当時は千葉ロッテ、阪神などで活躍した西岡 剛らがいたチームである。決勝戦では初芝(現・初芝立命館)に勝利し、甲子園出場を決めた。
相手が履正社ではなくても、大阪桐蔭は苦戦続きで、大阪大会は非常に険しい。そう思わせる今大会だった。
(文=河嶋 宗一)
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