4年前の8月19日は大阪桐蔭vs仙台育英、中村奨成の本塁打など見所満載だった!
清水 達也(花咲徳栄)、福井 章吾(大阪桐蔭)、 中村 奨成(広陵)、植田 拓(盛岡大附)
8月19日、第103回全国高等学校野球選手権は1回戦1試合、2回戦3試合が開催される。18年、19年はいずれも休養日だったが、17年は3回戦4試合が行われた日だった。
4年前の8月19日は激戦が多かった。まず第1試合は盛岡大附が済美との打撃戦を制して、12対7で勝利。盛岡大附の主砲・植田 拓(BC茨城)が2本塁打を放った。第2試合の花咲徳栄vs前橋育英との関東勢対決は、花咲徳栄打撃陣が好投手揃いの前橋育英を打ち崩し、10対4で大勝した。第3試合の広島広陵vs聖光学院では、中村 奨成の大会3戦連発4本目となる本塁打が飛び出し、広島広陵がベスト8進出を決めた。
そして第4試合の大阪桐蔭vs仙台育英の試合は歴史に残るゲームとなった。仙台育英の先発・長谷川 拓帆(TDK)に対して、大阪桐蔭先発・柿木 蓮は最速146キロをマークした速球を武器に仙台育英打線を8回まで封じる。8回表に大阪桐蔭が1点を先制したが、9回裏、仙台育英が満塁のチャンスから馬目 郁也の2点適時二塁打で逆転サヨナラ勝ちを収め、大阪桐蔭の春夏連覇のチャンスは潰える形となった。
雨天が心配される関西地方。無事に試合が行われるのか。