試合レポート

八千代松陰vs桜林

2021.07.14

強力・八千代松陰打線が爆発!5回11得点で32強入り

八千代松陰vs桜林 | 高校野球ドットコム
先発・森陽生(八千代松陰)

 昨秋県大会で1勝を挙げた桜林。相手は昨秋ベスト8入りし、夏では19年準優勝、20年ベスト4と夏に強い八千代松陰との対決だ。

 まず先制したのは桜林。4番鈴木陽也の痛烈な適時打で1点を先制したが、1回裏から八千代松陰打線が爆発。3番小倉陸登の適時打で同点に追いつくと、さらに5番宮近大誠の適時打、7番藤平優也の適時打で3点目を入れた。2回裏も4番今田大智の適時二塁打の2点を追加。3回裏も5安打4長打を集中し、一気に6得点を入れた。

 八千代松陰の各打者はスイングが鋭く、無駄がなく、しっかりとコンタクトできる選手が多い。レフト、センター、ライトに広角に打ち返すことができており、実に内容のあるバッティングができていた。

 投げては大型右腕・森陽生(2年)は130キロ前後の直球、スライダー、カーブを投げ分けて、3.1回を投げて5奪三振、無失点の快投。さらに2番手は大型左腕・一色健也(1年)が打者2人を抑え、3番手には幸友 孝成(3年)が無失点に抑え、11対1の5回コールド勝ちで4回戦進出(ベスト32)が決まった。

 2人の下級生投手を経験させ、なおかつ5回コールド勝ちと、連戦が続く千葉大会にとって5イニングで終える事ができたことは大きい試合だった。

(記事=河嶋 宗一

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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