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桐蔭学園が初戦敗退。片桐監督「勝負所で流れを断ち切れなかった」

2021.07.12

桐蔭学園が初戦敗退。片桐監督「勝負所で流れを断ち切れなかった」 | 高校野球ドットコム
先発の山口凱矢(桐蔭学園)

 12日、サーティーフォー保土ケ谷球場で第103回全国高等学校野球選手権神奈川大会1回戦、2試合が行われ、第1試合では慶應義塾桐蔭学園の実力校同士が激突。1999年以来、22年ぶりの夏の選手権大会出場を目指した桐蔭学園は、終盤の追い上げも実らず初戦敗退となった。

 5回表に、守備のミスから先制点を許した桐蔭学園。直後の5回裏に、5番・相澤白虎選手(2年)の適時二塁打で逆転に成功したが、7回表に本塁打などで再びリードを許す展開となる。

 5対2と3点差で迎えた8回には、7番・小林啓剛選手(2年)の適時二塁打などで1点差まで追い上げたが、最終回は無死三塁のチャンスを活かせず無得点。5対4で惜しくも敗れ、初戦敗退となった。

 試合後、桐蔭学園の片桐健一監督は、「組み合わせが決まってから、できる限りの準備をしてきました。練習の成果は出せましたが、流れを引き寄せることができず、また勝負所で流れを断ち切れませんでした」と語り、敗因を振り返った。

 大会は初戦敗退となったが、相澤、小林といった2年生選手にタイムリーが生まれ、また先発の山口凱矢(2年)も6回途中を7安打1失点と粘り強い投球を見せた。春季大会では3回戦で敗れるなど厳しい戦いが続くが、片桐監督は新チームの選手たちへの大きな期待も口にした。

 「山口も良いモノを持っており、気持ちをもって投げてくれました。これを良い経験にしてもらえればと思います。苦しい戦いが続きますが、苦しまなければいけない時期なのだと思います。何とかチームをしっかり作っていきたいと思います」

記事=栗崎祐太朗

■大会の詳細・応援メッセージ
第103回 全国高等学校野球選手権 神奈川大会

7月12日の試合

第103回 全国高等学校野球選手権 神奈川大会
1回戦    11  -  10    横浜平沼 俣野公園野球場(俣野公園横浜薬大スタジアム) 応援メッセージ
慶應義塾    5  -  4    桐蔭学園 サーティーフォー保土ヶ谷球場 応援メッセージ
光陵    9  -  4    秦野総合 中栄信金スタジアム秦野 応援メッセージ
   14  -  1    岸根 川崎市等々力球場 応援メッセージ
伊志田    4  -  1    瀬谷 伊勢原球場 (いせはらサンシャイン・スタジアム) 応援メッセージ
横浜栄    5  -  2    厚木東 伊勢原球場 (いせはらサンシャイン・スタジアム) 応援メッセージ
大船    7  -  3    有馬 上府中公園小田原球場 応援メッセージ
横浜翠陵    9  -  2    松陽 中栄信金スタジアム秦野 応援メッセージ
荏田    9  -  0    向の岡工 川崎市等々力球場 応援メッセージ
麻溝台    9  -  0    秀英 相模原市立相模原球場(サーティーフォー相模原球場) 応援メッセージ
鎌倉    3  -  0    横浜翠嵐 大和スタジアム(ドカベンスタジアム) 応援メッセージ
横浜氷取沢    12  -  0    横須賀南 横須賀スタジアム 応援メッセージ
平塚湘風    7  -  4    逗葉 バッティングパレス相石スタジアムひらつか 応援メッセージ
山手学院    3  -  0    柏陽 俣野公園野球場(俣野公園横浜薬大スタジアム) 応援メッセージ
小田原    19  -  0    森村学園 上府中公園小田原球場 応援メッセージ
金沢    12  -  0    大和南 横須賀スタジアム 応援メッセージ
瀬谷西    5  -  4    舞岡 サーティーフォー保土ヶ谷球場 応援メッセージ
湘南    7  -  3    平塚江南 バッティングパレス相石スタジアムひらつか 応援メッセージ
磯子工    6  -  4    大和西 大和スタジアム(ドカベンスタジアム) 応援メッセージ
追浜    8  -  3    深沢 相模原市立相模原球場(サーティーフォー相模原球場) 応援メッセージ


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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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