News

宮城大弥が9勝目。14年の大谷、藤浪以来の高卒2年目の二桁勝利へ。左腕だと31年ぶり!

2021.07.05

宮城大弥が9勝目。14年の大谷、藤浪以来の高卒2年目の二桁勝利へ。左腕だと31年ぶり! | 高校野球ドットコム
宮城大弥(興南-オリックス)

 7月4日、オリックスの宮城大弥興南出身)は埼玉西武戦に先発。8回2失点の好投で、9勝目を手にした。

 二桁勝利まであと1勝となったが、直近で高卒2年目でシーズン10勝到達は、14年の大谷翔平花巻東出身)の11勝4敗、防御率2.61、藤浪晋太郎大阪桐蔭出身)の11勝8敗、防御率3.53。7年ぶりの到達になる。

 高卒左腕だと、今中慎二大阪桐蔭出身)。90年に10勝6敗を挙げたが、31年ぶりの快挙がかかっているのだ。

 投球成績を見れば分かるように、宮城の安定感は藤浪、大谷を上回っており、9勝1敗、防御率1.96と尋常ではない安定感を誇っているのだ。

 そんな高卒左腕は長いプロ野球史でも江夏豊大阪学院大高出身)などレジェンドクラスの左腕しかない。ハイレベル化した現代のプロ野球でこんな投手が現れることに感動を覚える。オールスターのパ・リーグの先発部門でファン投票選出された宮城。愛されるキャラクターに加え、これからますます注目を浴びるに違いない。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.16

涙の甲子園デビューから大きくレベルアップ!前橋商の192センチの剛腕・清水大暉は、高速スプリットで群馬県大会19回1失点、22奪三振の快投!<高校野球ドットコム注目選手ファイル・ コム注>

2024.05.16

【2024年春季地区大会最新状況】全道大会は出場校決定、関東と東海は18日に開幕

2024.05.16

U-18代表候補・西尾海純(長崎日大)、甲子園で活躍する幼馴染にむき出しのライバル心「髙尾響には負けたくない」

2024.05.16

【秋田】秋田修英と秋田工が8強入り、夏のシードを獲得<春季大会>

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商

2024.05.14

大阪体育大の新入生に兵庫大会8強の145キロ右腕、金光大阪の1番センター、近大附の4番打者など関西地区の主力が入部!

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.13

大阪桐蔭、山梨学院、慶應義塾…強豪校・名門校の昨年度卒業生はどの進路を歩んだのか?【卒業生進路一覧】

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?