宮城大弥が8勝目!石井一、井川、成瀬と比較できるレベルに…
宮城大弥
6月27日、オリックスの宮城大弥(興南出身)が埼玉西武戦で5回無失点の好投を見せ、8勝目を挙げた。
成績を整理すると、
8勝1敗、79.1回 83奪三振 奪三振率9.42 防御率1.93
防御率もついに1点台に乗せ、防御率1.90の山本由伸(都城出身)に迫るハイレベルな争いを繰り広げている。平成以降にドラフト指名された高卒左腕では異次元のレベルの投手で、高卒2年目で二桁勝利を挙げた左腕は今中慎二(大阪桐蔭出身)。90年に10勝6敗を挙げている。
ちなみに成瀬善久(横浜出身)が高卒4年目に16勝1敗という異次元の成績を残し、東北楽天の石井一久監督(東京学館浦安出身)の現役時代を振り返ると、高卒4年目の95年に13勝4敗、さらに井川慶投手(水戸商出身)も、高卒4年目の01年に9勝を挙げている。
もう宮城はそういったレジェンドたちと比較しても上回る可能性を持った投手であることだ。
同世代で二桁勝利一番乗りを果たすことができるか、大いに注目したい。