慶應大4度目Vへあと一つ 準決勝で目覚めた2人の主軸
正木智也(慶應義塾出身)(左)・福井章吾(大阪桐蔭出身)(右)
10年ぶりに決勝進出を果たした慶應大。準決勝ではクリーンナップにも快音が響いた。まずは4番に座る正木智也(慶應義塾)が3回に先制の弾丸2ランを放つ。今大会初ヒットはチームに勢いを付ける一打となった。
しかしこの試合は上武大も譲らずシーソーゲームとなる。ここまで2試合で1安打と当たりがなかった主将の福井章吾(大阪桐蔭)も7回に同点打を放ちバットでも見せてくれた。そして8回には正木が勝ち越しの2点適時打を放ち、決勝進出を大きく手繰り寄せた。慶應大が誇る主軸2人がここぞという場面で役割を果たした。
チームの主軸にも結果が生まれ4度目の優勝へあと一つとした慶應大。福井工大との決勝戦も彼らの打棒に注目が集まる。
【福井章吾の今大会の打撃成績】
2回戦 4打数0安打
準々決 3打数1安打2打点
準決勝 4打数1安打1打点
【正木智也の今大会の打撃成績】
2回戦 3打数0安打
準々決 2打数0安打2打点
準決勝 3打数2安打4打点(1本塁打)