大阪桐蔭、智辯和歌山にサヨナラ勝ち。U-15代表経験右腕が成長を実感させる2失点完投勝利
先発・竹中勇登(大阪桐蔭)
5月29日、大阪桐蔭vs智辯和歌山の超名門校対決は、3対2で大阪桐蔭が制した。2対2で迎えた9回裏、3番池田陵真(3年)のレフト超えの長打でサヨナラ勝ちを決めた。
この試合は府大会で最も結果を残し、背番号1を与えられた竹中勇登が好投。池田とともにU-15代表を経験している好右腕は最速140キロの直球と120キロ後半のスライダーをコンビネーションに9回を投げ、被安打4、3奪三振、2失点の投球を見せ、完投勝利を挙げた。注目の4番徳丸天晴は4打数1安打に抑えこみ、「しっかりと攻めることができました」と投球内容に手応え。
西谷監督は「もともと彼のデビューが関戸、松浦より早く、制球力も高いですし、実力もある投手。なかなか使う機会がありませんでしたが、この春にしっかりと盛り返していると思います」と急成長中の竹中を讃えていた。
◇5月29日の試合
■大会日程
2021年度 春季近畿地区高等学校野球大会