News

グラブカラーに新たな風? ブロンドグラブが野球界を席捲!

2021.04.03

グラブカラーに新たな風? ブロンドグラブが野球界を席捲! | 高校野球ドットコム
『ダイバーシティブルー』のロゴを採用した新色ブロンドのグラブ

 野球をするにあたって欠かせない相棒・グラブ。カラーをはじめ、機能やウエブの種類など、各メーカーが創意工夫を凝らし、全国の野球人に最高のグラブを届け続けている。

 そんなグラブの流行について、スポーツメーカー・ミズノのグラブ担当者に聞くと、一昔前から安定して人気の黒色のグラブを使っている選手は一定数いるという。その黒色を追随するのが、近年各メーカーが良く販売しているオレンジ系統のカラーのグラブがトレンドになっているという。

 もちろん操作性やフィット感と言った機能は重要視されているが、SNS等の普及に伴い、細部までこだわったデザインも求められるようになっているそうだ。そうしたなかで最近は金色のような見慣れないカラーのグラブを使う選手を選抜をはじめ多く見かけるようになった。

 メジャーでは使っている選手を見かけたことがあるカラーだが、これらのカラーをミズノの中では「ブロンド」と名称を付けているとのこと。そして現在の市場を見ても、今後の流行の中心になると実感しているという。

 このグラブのカラー採用に関しては、「元々アメリカ市場ではポピュラーなカラーであったことから、世界に羽ばたく日本人選手をイメージした」とのこと。またミズノは並行してグラブのトレードマークであるランバードマークに期間限定で新たな種類を追加した。色とりどりの青が輝く『ダイバーシティブルー』は、野球人の様々な想いを表現しており、契約選手はじめ多くの選手が使用している。

 東京五輪の開催に合わせて、特別な1年を盛り上げる。そしてありとあらゆる野球人がいる野球界に統一感を生み出したい。そんな願いが込められて、新たなロゴが生まれた。未曾有の事態を経て、野球ができる嬉しさ、感謝の気持ちを通じて一体感が生まれつつある。その雰囲気を後押しする『ダイバーシティブルー』と新色の『ブロンドグラブ』が野球界に新たな風を吹かせるだろう。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.04.29

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.04.29

【福井】福井工大福井、丹生、坂井、美方が8強入り<春季県大会>

2024.04.29

【春季埼玉県大会】今年の西武台はバランス型!投手陣の完封リレーで初戦突破!

2024.04.29

【愛知】誉、小牧南が全尾張に出場

2024.04.29

【春季神奈川県大会】横浜が慶應義塾を圧倒!ドラフト候補たちが投打に活躍!

2024.04.29

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.04.24

春の埼玉大会は「逸材のショーケース」!ドラフト上位候補に挙がる大型遊撃手を擁する花咲徳栄、タレント揃いの浦和学院など県大会に出場する逸材たち!【春季埼玉大会注目選手リスト】

2024.04.26

今週末に慶應vs.横浜など好カード目白押し!春季神奈川大会準々決勝 「絶対見逃せない注目選手たち」!

2024.04.26

古豪・仙台商が41年ぶりの聖地目指す! 「仙台育英撃破」を見て入部した”黄金世代”が最上級生に【野球部訪問】

2024.04.28

【広島】広陵、崇徳、尾道、山陽などが8強入りし夏のシード獲得、広島商は夏ノーシード<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.21

【兵庫】須磨翔風がコールドで8強入り<春季県大会>

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.29

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.04.05

早稲田大にU-18日本代表3名が加入! 仙台育英、日大三、山梨学院、早大学院の主力や元プロの子息も!