阪神ドラ1・佐藤輝明の高次元のOPSはどこまで維持できるか?
佐藤輝明
阪神期待のドラ1・佐藤輝明(仁川学院-近畿大)が10日の広島戦で本塁打を含む猛打賞を記録し、阪神ファンを沸かせている。
キャンプ、練習試合、オープン戦で首脳陣、解説者、ファンを驚愕させるパフォーマンスを発揮している佐藤。印象面だけではなく、数字面も素晴らしいものを残している。
18打数7安打、打率.389 2本塁打4打点 出塁率.389、長打率.778、OPS1.167
凄いのは長打率が7割超え。オープン戦はまだ5試合だが、佐藤は2月の時点で紅白戦、練習試合と球団の中ではトップクラスの実戦経験を積んでいる。普通は1か月もすると調子を落としても仕方ないが、この数字を維持できているのは素晴らしい。
もちろんオープン戦の段階ではあるが、この高次元の長打率、OPSを維持できれば、とてつもないルーキーの誕生となるだろう。今後の活躍を期待したい。
(記事:河嶋 宗一)
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