隠れた佐賀ナンバーワンプレイヤーなど今年の佐賀を盛り上げる9人の逸材
左から加藤 晴空(東明館)、中村 一翔(佐賀北)、太田 透天(敬徳)
2021年度の佐賀県の注目選手を紹介していきたい。
加藤 晴空(東明館)
出田 龍太朗(東明館)
原丈太郎(唐津商)
中村一翔(佐賀北)
荒谷紘匡(佐賀北)
平野大智(佐賀商)
中島秀仁(佐賀商)
太田透天(敬徳)
草場遥斗(敬徳)
昨秋優勝の東明館の加藤 晴空はしなやかな腕の振りから繰り出す140キロ近い速球、スライダー、ツーシームを操り打たせて取る投球を見せる。また、4番を打つ出田 龍太朗は力強いスイングから広角に打ち分ける好打の遊撃手。
昨秋準優勝の唐津商はプロ入りした17556など毎年好選手を育て上げる土壌がある好チーム。エースの原丈太郎は186センチの長身から角度ある130キロ台中盤の直球を武器にする左の本格派。昨秋の県大会準決勝の佐賀北戦では11奪三振の完投勝利を挙げ、一冬超えて140キロ台到達が期待される。
また佐賀北にも1年生に甲子園を経験している中村一翔も期待の左のスラッガーだ。ここまで高校通算5本塁打ながら、ライナー性の打球を連発し、安打を重ね、俊足も魅力。183センチンの長身から最速136キロの速球を投げ込む荒谷紘匡(佐賀北)も期待の大型左腕だ。
昨秋ベスト4の伝統校・佐賀商は183センチの大型右腕・平野大智、昨年、1年ながらベンチ入りする左腕・中島秀仁の2枚看板の継投で勝ち上がった。さらに昨夏決勝戦まで進出した敬徳は龍谷との決勝戦で現在の2年生が5人並び、経験値が高いチーム。
その中でも注目は太田透天、草場の左の強打者コンビ。太田は180センチを超える長身から最速143キロの直球、スプリット、スライダー、ツーシームを投げ分けて勝負する好投手。さらに、打者として切れのあるスイングを見せる。選手としてのポテンシャルの高さは今年の佐賀ではトップレベル。また草場は前チームから3番を打ち、豪快なスイングから強烈な打球を飛ばす。
(文:河嶋 宗一)
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