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選抜最多V 上位は愛知の2校

2021.02.07

選抜最多V 上位は愛知の2校 | 高校野球ドットコム
磯村嘉孝(中京大中京)、石川昂弥(東邦)、田中空良(豊川)、浜田達郎(愛工大名電)

 今年の選抜大会では愛知の中京大中京が秋季東海大会2連覇で2年連続の選出となった。また32度目の出場も出場校の中では最多の数だ。長きに渡り愛知の高校野球界を牽引する中京大中京だが、2019年の選抜では同じく愛知の東邦が優勝を果たすなど、県勢で好成績を収めているチームが多い。

 今回は愛知県勢で選抜の過去10大会で8強入りを果たしているチームを挙げていく。

【選抜過去10大会で8強以上の成績を残した愛知県勢】

2010年(第82回大会)
中京大中京 ベスト8

2012年(第84回大会)
愛工大名電 ベスト8

2014年(第86回大会)
豊川 ベスト4

2019年(第91回大会)
東邦 優勝

 過去10大会で8強入りを果たしているのはこの4校。全国では大阪桐蔭(4回)、履正社(3回)を擁する大阪勢の7回に次ぐ2番目の多さで、智弁和歌山(3回)擁する和歌山勢や健大高崎(3回)擁する群馬勢など、8都道府県が4回はそれぞれ4校の顔ぶれが違うのは福岡県勢と愛知県勢のみ。強豪校が乱立しているといえるだろう。

 2019年の第91回大会は「平成最後のセンバツ」となり、その大会を平成元年に優勝を果たした東邦が制したことは記憶に新しい。県勢としては11度目、歴代単独トップとなる5度目のセンバツ優勝となった。

 そして歴代2位の4度のセンバツ優勝を誇るのが中京大中京だ。過去10大会では2010年の第82回大会で8強入りを果たしており、2008年からは3大会連続で出場を果たしている。

 2014年の第86回大会で4強入りを果たした豊川は初戦の日本文理戦でエース・田中 空良(東邦ガス、引退)が延長13回を189球、12奪三振の完投で激戦を制した。2012年の第84回大会で8強入りを果たした愛工大名電は2005年に選抜優勝を果たしている。

 センバ歴代優勝回数の1位、2位が存在する球国愛知。全国屈指の激戦区と言っても過言ではないだろう。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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