山田、村上は球界のスターに成長!昨季ヤクルトのスタメンには上位指名選手は何名いた?
村上宗隆(東京ヤクルトスワローズ)
2020年シーズンはリーグ最下位に終わったヤクルト。そのヤクルトの昨年のレギュラーのドラフト指名順位はどうだっただろうか。まず、昨シーズン300打席以上を記録した野手は以下の通り。
【300打席到達者】
一塁手・三塁手 村上 宗隆(九州学院出身) 2017年1位 高卒
一塁手・中堅手 坂口 智隆(神戸国際大附出身)2002年1位 高卒
二塁手 山田 哲人(履正社出身) 2010年1位 高卒
遊撃手 エスコバー
遊撃手・三塁手 西浦 直亨(天理出身) 2013年2位 大卒
左翼手 青木 宣親(日向出身) 2003年4位 大卒
中堅手・右翼手 山崎 晃大朗(青森山田出身) 2015年5位 大卒
ヤクルトの昨シーズン300打席到達者はこの6名だ。日本人選手では上位指名が4名、下位指名が2名だった。捕手陣は2010年3位の西田 明央(北照出身)の215打席が最多で、2008年3位の中村 悠平(福井商出身)が92打席、2016年5位の古賀 優大(明徳義塾出身)46打席、そして2006年3位で昨季から移籍してきた嶋 基宏(中京大中京出身)45打席と続いた。
内野手では2017年6位の宮本 丈(履正社出身)が171打席、2015年2位の廣岡 大志(智辯学園出身)が142打席に立ち、若手として成長に期待だ。外野手ではJX-ENEOSから入団した2017年4位の塩見 泰隆(武相出身)が179打席を記録し打率.279のキャリアハイを残した。
球界のスターと言える山田 哲人、村上 宗隆が高卒生え抜き1位選手としてレギュラーに君臨し、移籍組で昨季1500安打を達成した坂口 智隆も2002年の1位指名の選手だ。それに加え、メジャー帰りの青木 宣親を擁すなどタレント揃いの打線を誇る。
また、高卒ルーキーでは2019年5位の長岡 秀樹(八千代松陰出身)と6位の武岡 龍世(八戸学院光星出身)が10月23日に一軍初スタメンを記録し、期待の高さがうかがえた。
そして昨年のドラフトでは3位で星稜の内山 壮真を獲得し、2019年1位の奥川 恭伸との星稜バッテリー実現も楽しみだ。さらに今季は球界の安打製造機・内川 聖一の加入でさらに打線が活気付きそうだ。昨季は最下位に終わったがリーグ屈指のタレント揃いとなる打線の爆発で上位を狙いたい。